お宮参りにふさわしい服装とは?祖母として押さえておきたいポイント
お宮参りは赤ちゃんが生後1か月を迎えたことを神様に報告し、感謝する大切な行事です。祖母として喜びのシーンに立ち会う方も多いでしょう。お宮参りでは記念写真を撮ることも多く、服装選びにお悩みの方もいるのではないでしょうか。
そこでこの記事では、祖母として赤ちゃんのお宮参りに同伴する際の服装について解説します。お宮参りにふさわしい服装を選ぶポイントが分かれば、ご家族で統一感のある雰囲気でお参りできるでしょう。
目次
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お宮参りで祖母が服装に気を使う理由とは?
日本には赤ちゃんの成長にまつわるさまざまな行事があります。お宮参りもそのひとつで、赤ちゃんの健やかな成長を願い、同伴する祖父母の方も多いことでしょう。赤ちゃんが主役とはいえ、同伴する方の服装には注意が必要です。ここでは、お宮参りで祖母の服装に気遣いが求められる理由について解説します。
祖母が赤ちゃんを抱っこすることがあるから
お宮参りは「初宮参り」「初宮詣」ともいわれ、赤ちゃんの誕生を祝い、無事な成長を祈念する行事です。赤ちゃんには「産着」「初着」「祝い着」といわれる着物を着せるのが古くからの風習で、このことからも服装が大切であると分かります。
風習では、お宮参りで赤ちゃんを抱っこするのは父方の祖母とされてきました。産後の体をいたわる思いから来ているといわれています。
現在は母方の祖母が抱っこするケースも多く、基本的に古いしきたりにこだわる必要はないでしょう。とはいえ、お宮参りで赤ちゃんを抱っこするかもしれない祖母の服装は、赤ちゃんの服装と同じように大切である、と認識しておきましょう。
記念写真は赤ちゃんへの贈り物でもあるから
お宮参りでは記念撮影をしたいと考えるご家族も多く見られます。撮影した記念写真は赤ちゃんへの大切な贈り物です。ご家族が赤ちゃんに寄り添い、成長を喜んでいる姿を残した写真は、お子さまにとって一生の宝物になるでしょう。
記念写真は、大切なワンシーンに特別感を加えた記念品です。お宮参りという重要な節目にふさわしい服装で臨めば、赤ちゃんにとって大切な1日を彩れます。
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お宮参りには和装でなければいけないの?
お宮参りは歴史の長い習慣で、赤ちゃんの正装も着物であるため、和装というイメージが強い方もいるでしょう。しかし、和装でなくてはならないと決まっているわけではありません。厳粛な儀式にふさわしい服装であれば、洋装も可能です。ここでは、お宮参りの服装として、和装、ワンピース、スーツについて解説します。
和装は昔からの定番
和装である着物は、お祝い事の際に着用する定番の服装といえますが、なんでもよいわけではありません。
呼び方は複数ありますが、着物には大きく「礼装」「準礼装」「略礼装」「普段着」などという格があります。お宮参りでは、礼装や準礼装、あるいは格式にとらわれないシーンで着用できる略礼装の着物を選びましょう。普段着である絣(かすり)や紬(つむぎ)はフォーマルなシーンにふさわしくありません。
お宮参りで和装をする際に一般的なのは、黒留袖や色留袖、訪問着です。「お宮参りの祖母の服装は黒留袖がマナー」という時代もありましたが、現在は最も格の高い黒留袖よりも、やや軽めの色留袖や訪問着が好まれています。
フォーマルなワンピースなら大丈夫
ワンピースでお宮参りに同伴するのであれば、フォーマルなシーンにふさわしいかを吟味しましょう。
例えば肩や胸元が大きく開いたデザインやミニスカートのワンピースは、神社やお寺といった神聖な場にふさわしくありません。また、ジーンズ生地のようなカジュアル過ぎる素材もNGです。だらしなく見えるデザインや派手過ぎる色、大きな柄のワンピースも避けましょう。フォーマルなデザインで落ち着いた色のワンピースであれば問題ありません。
スーツはおしゃれもしやすい
スーツはフォーマルな場面で着ることを前提としてデザインされているものが多いため、お宮参りでもよく選ばれます。ベーシックなデザインであれば、インナーやアクセサリーでアレンジしやすいのが特徴です。
お宮参りでスーツを着用する際は、赤ちゃんやお母さんの服装と雰囲気を合わせることで、調和の取れた記念写真が撮れます。黒や紺、ベージュといった主張し過ぎない色のスーツであれば、コサージュやスカーフのような小物でアクセントが加えつつ、雰囲気を合わせられるでしょう。
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父方の祖母と母方の祖母で違いはある?
地域によって違いはあるものの、お宮参りは赤ちゃん、お父さん、父方の祖母の3人で行うのが伝統的なスタイルとされていました。
母方の祖母よりも父方の祖母のほうが格上とする昔ながらの考え方も相まって「母方の祖母は、父方の祖母よりも格上の服装をしてはならない」とするご家庭もあります。このような場合には、格を意識した服装が求められるでしょう。
現在では、古い慣習を重んじる傾向は薄れていることも多いといえますが、トラブルを避けるためにも、事前に互いの考え方を確認し共有することが重要です。
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祖母としてお宮参りにふさわしい服装を選ぶポイント
お宮参りの服装で気を付けたいのは、儀式にふさわしい服装であることです。また、赤ちゃんやお母さん、相手方の祖母の服装、参拝先や季節との調和を意識すれば、祖母としてふさわしい服装が選べるでしょう。ここでは、お宮参りにふさわしい服装を選ぶポイントを紹介します。
赤ちゃんやお母さんに合わせて決める
お宮参りの主役は赤ちゃんです。赤ちゃんを囲むように撮影する記念写真のことを考えても、赤ちゃんの服装との調和は重要なポイントといえるでしょう。赤ちゃんが着物(産着・初着)であれば和装、ベビードレスであれば洋装を着ることで雰囲気を合わせられます。さらに、赤ちゃんの服の色を意識して色味を選べば、統一感が出るでしょう。
お母さんの服装に合わせるのもひとつの方法です。お母さんが着物であれば、祖母として着物で寄り添うと厳かな雰囲気を演出できます。
祖母同士で服装を合わせる
両家の祖母が同伴する場合、事前の打ち合わせが大切です。和装や洋装といった種類だけでなく、雰囲気も合わせられると、すっきりとして写真映えも期待できるでしょう。
また、昔ながらの格を重んじるご家庭の場合には、母方の祖母は父方の祖母よりも格下の服装をすることが求められることもあります。その場合、父方の祖母が黒留袖であれば、母方の祖母は訪問着や洋装にして格上にならないよう注意しましょう。
着物の格に迷う方は、ワンピースやスーツが無難なこともあります。いずれにしても、母方の祖母のみ着物という状況は避けましょう。
お宮参りに適したカラーを選ぶ
お宮参りは神聖な儀式です。派手な色ではなく、落ち着いた慎みのあるカラーを選ぶとよいでしょう。クラシックなデザインであれば、参拝先の雰囲気にマッチしやすくなります。
また「赤ちゃんが主役、周りは引き立て役」と意識することも重要です。お宮参りの写真は一生の思い出になります。赤ちゃんよりも目立つ大きな柄や奇抜なデザインは避けたほうが無難です。無地や控えめな模様の服装であれば、品のある写真になるでしょう。
季節感を出す
季節を感じさせる服装でお宮参りに同伴すれば、赤ちゃんの誕生から約1か月の思い出を色濃く残せるでしょう。
一例として、春であればピンクやベージュといった淡く明るい色を、夏は白や紺のような空や海を連想させる色を組み合わせるとおしゃれです。秋は茶色やボルドーのような濃い色のスカーフをおすすめします。冬はコートを羽織ることが多いため、コートの色との調和も考えるとよいでしょう。
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お宮参りの服装選びには注意点も
お宮参りの服装は、選び方次第で赤ちゃんの成長を祝う行事をより魅力的に演出できます。お宮参りの服装選びのポイントは、神様に報告するという、お宮参りの趣旨にふさわしいことや周りの方と調和していることです。以上を押さえた上で、さらに注意したいポイントをまとめました。
「3世代」を意識した服装を心掛ける
最近は親子で同じような服装をする方が増え、年齢に縛られない服装を好む方も多いかもしれません。しかし、あえて世代間を意識することはお宮参りの服装において効果的といえるでしょう。親子3代で撮る記念写真に深みが出ます。
紺やベージュ、グレーがお宮参りにおける服装の色の定番です。あくまで一例ですが、40代や50代の方であれば、ボルドーやスモークブルー、カーキブラウン、淡いピンクやクリーム色もよいでしょう。60代以上の方には、サーモンピンク、マスタード色、オリーブ、レンガ色などもおすすめです。
リクルートスーツのようにならない
スーツはお宮参りにふさわしい服装ですが、何も手を加えないとリクルートスーツのように見えてしまうかもしれません。お宮参りはお祝い事です。派手になり過ぎないように注意しながら、華やかさをプラスしましょう。
華やかさを演出するには、スカーフやコサージュが使えます。スカーフは季節を感じさせる色を使ったり、赤ちゃんやお母さんの服装と雰囲気を合わせたりするとよいでしょう。インナーやアクセサリーを選ぶ際も「控えめなおしゃれ」を意識することがポイントです。
コサージュはあまり大きくないもののほうが、さりげなさを演出できます。なお、赤ちゃんを抱っこしたときに肌を傷つけないように、付ける位置には注意が必要です。
夏のワンピースには要注意
夏のワンピースは涼しさや着心地を追求したものが多く、だらしない印象を与えてしまうものもあります。ワンピースを選ぶ際には、素材やデザインを吟味しましょう。
例えばジャケットやカーディガンを羽織ると、全体がきりりと引き締まります。暑い日に一日中羽織っている必要はなく、写真撮影のときに羽織れるように携帯するとよいでしょう。ワンピースが柄物であれば、ジャケットは無地を選びます。
寒い時期は脱ぎ着を考えて服装を選ぶ
多くの場合、寒い時期の屋外ではコートを羽織ります。寒い時期のお宮参りでは、コートを着た場合と脱いだ場合のコーディネートを考えて服装を選びましょう。
寒い日の屋外は暗くなりがちです。淡いベージュや薄いグレーといった明るい色のコートを羽織ると、赤ちゃんの服装も引き立つでしょう。タイツの色もコートがある場合とない場合のどちらにも合うものを選ぶと、シーンを選ばず安心です。
暑くてもストッキングは着用する
最近はカジュアルな服装でお宮参りをするご家庭もあります。ある程度きちんとしたカジュアルであれば、問題ありません。事前に服装について確認し、清潔感のある服装で参拝するとよいでしょう。ただし、お宮参りはあくまでも儀式であるため、あまりに着崩した服装や部屋着のような服装はふさわしくありません。
カジュアル寄りの服装でも、ストッキングは着用しましょう。ストッキングの着用は参拝のマナーとされており、暑い日でも素足はNGです。
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お宮参りの思い出をきれいな写真で残そう!
赤ちゃんやご家族にとって、お宮参りは大切な節目です。スタジオマリオで最高の記念写真を撮りましょう。スタジオマリオには、赤ちゃんとご家族のすてきな表情を引き出す技術とサービスがあります。お宮参りのために選んだ服装は赤ちゃんを大切に思う気持ちの表れです。スタジオマリオの記念写真で、気持ちや思い出をきれいに残しましょう。
プロの技術で最高の1枚を
基本的に、赤ちゃんは長い時間じっとしていてはくれません。いつもと違う様子に泣き出すこともあります。従って、赤ちゃんの撮影には特別なテクニックが必要です。
スタジオマリオには、赤ちゃんをリラックスさせ、最高の表情を引き出すプロの技があります。撮影を担当するのは、赤ちゃんを楽しませるテクニックを習得したスタッフです。また、赤ちゃんがしっかりと座れる専用の椅子や授乳室、ベビーベッドもあるため、安心してご来店いただけます。
和装・洋装どちらでも赤ちゃんとマッチ
スタジオマリオでは、赤ちゃんの撮影用の衣装が無料です。和装と洋装があり、ご家族の服装に合わせてお選びいただけます。和装と洋装、両方の姿を収めるのもおすすめです。
お宮参りの前撮り、もしくは当日撮影の予約をいただいた方は、外出用着物(産着・初着)も無料でレンタルできます。ロンパースといったカジュアルな服装で来られた赤ちゃんでも、和装で参拝が可能です。持ち込み衣装、和装、洋装で撮影すれば、さまざまな雰囲気の写真で思い出が残せます。
納得いくまで何枚でも撮影OK
赤ちゃんだけでなく一緒に写るご家族にとっても、記念写真は大切な1枚です。スタジオマリオでは、納得いただけるまで何枚でも撮影します。撮影枚数が増えても料金は加算されません。お子さまが疲れて撮影できなかった衣装がある場合、後日改めて撮影します。
撮影後はすぐに画像のチェックが可能です。納得のいく写真だけを選んでプリントしますが、当日に決められないときは改めて別の日にお選びいただくこともできます。
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まとめ
赤ちゃんのお宮参りに同伴する祖母は、神社やお寺という神聖な場所にふさわしく、また、他の家族とも調和の取れた服装を選ぶことが求められます。赤ちゃんが主役であることを意識しつつ、落ち着きの中にも華やかさを演出できるような服装で、お宮参りの思い出を彩りましょう。
赤ちゃんとの記念写真には、ぜひスタジオマリオをご利用ください。スタジオマリオでは、赤ちゃんの撮影用衣装が無料です。和装と洋装がそろっており、ご家族と雰囲気を合わせた写真を残せます。ご予約は電話予約センターの他、ネット予約も受付中です。いつまでも残しておきたい最高の記念写真を、スタジオマリオで撮影しませんか。
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