【お宮参りの着物選び】疑問を解決!注意点や費用を抑える方法も紹介
赤ちゃんがいるご家族にとって、お宮参りは大きな行事です。着物で参加する場合、どのようなことに注意して着物選びをすればよいのか、悩んでいる方もいるのではないでしょうか。
そこでこの記事では、お宮参りの着物選びについて解説します。ポイントを知っていれば、記念写真もすてきな雰囲気で残せるでしょう。お宮参りをスムーズに済ませるために知っておくとよい注意点や着物代を抑える方法も併せて紹介します。
目次
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赤ちゃんが着るお宮参りの服装
お宮参りは、赤ちゃんが生まれてから1か月を迎える時期に行うのが一般的です。ここでは、お宮参りのときの赤ちゃんの服装について基礎知識を確認しましょう。お宮参りの正装や地域ごとに異なる風習について詳しく解説します。
正装は和装
お宮参りをするときの赤ちゃんの正装は和装です。和装の場合は内着である白羽二重(しろはぶたえ)を着せて、上から包むようなイメージで着物(産着・初着)を掛けます。白羽二重は純白の絹糸で織られており、柔らかな手触りと美しい光沢が特徴です。最近では、内着の代わりにベビードレスなどを代用することもあります。
着物は、男の子用、女の子用ともにさまざまな色合いや柄のものがあり、赤ちゃんの成長を祝う意味が込められているのが特徴です。着物を掛けた後は、日差しや汚れから守るために帽子やスタイを付けてあげるとよいでしょう。
地域によって風習が異なる
地域によっては、お宮参り当日に小物を用意する風習があります。お住いの地域では小物を用意する必要があるのか、事前に確認しておくと安心です。以下に、お宮参りで用意する小物について一例をまとめました。
【お宮参りで用意する小物の一例】
※地域により異なる
・でんでん太鼓
・扇子
・犬張子
・紐銭
・お守り袋
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お宮参りの着物(産着・初着)の選び方【赤ちゃん】
ここからは、赤ちゃんの性別ごとにお宮参りの着物(産着・初着)の選び方を紹介します。お宮参りにふさわしい着物を赤ちゃんに着せるために、正しい知識を身に付けておきましょう。柄に込められた意味についても理解を深めることで、着物を選ぶ楽しみも広がります。
男の子の着物(産着・初着)
お宮参りの男の子の着物は、強くたくましく育つようにとの願いを込めて、勇ましさや厳格さが感じられる柄を選びます。代表的な柄と込められた意味は下記の通りです。
柄 | 意味 |
---|---|
鷹 | 先を見通す、本質を見抜くという意味や、幸運をつかんで離さないなどの意味がある |
兜 | 邪気や災難から男の子を守るとともに、一家の長としての成長を願う意味がある |
龍 | 出世や飛躍を願う意味があり、特に辰年生まれの男の子の縁起物として好まれる |
鯉 | 滝登りをする鯉は立身出世の象徴とされ、飛躍や出世を願う意味がある |
上記以外にも、宝船や富士山などの縁起物の柄も多く用いられています。色は、黒や濃紺、深緑などが定番ですが、厳格さよりも優しい雰囲気を重視したい場合は白やベージュを選ぶのもおすすめです。
女の子の着物(産着・初着)
お宮参りの女の子の着物は、健やかに美しく育つようにとの願いを込めて、上品さやかわいらしさが漂う柄や色で選ぶのが一般的です。定番の柄としては、下記が挙げられます。
柄 | 意味 |
---|---|
御所車・花車 | 吉祥文様のひとつであり、女の子の美しい成長と人々の祝福を願う意味がある |
毬 | 高貴さや気品を表すとともに、丸く収まる、丸々と健やかに育つという意味がある |
鈴 | 鈴の音には邪気を払い、神様に祈りや願いを届けるという意味がある |
蝶 | 蝶は不死不滅を象徴し、美しい成長を願う意味がある |
他にも、ウサギや桜などさまざまな柄があります。色は、赤色やピンク色、薄い黄色をはじめ、白色、黄緑色なども人気です。
移動中は楽な服装でもOK
お宮参りだからといって、長時間着物を着ているのは赤ちゃんにとって負担となります。気温や赤ちゃんの体調に合わせて、お参りの前まではロンパースや肌着だけでも問題ありません。神社に着いたときや写真撮影のタイミングで正装するなど、柔軟に対応しましょう。
生後1か月くらいの赤ちゃんは体温調節するのが苦手です。汗をかきやすい夏や寒さの厳しい冬は特に、赤ちゃんが体調を崩さないよう十分注意する必要があります。お宮参りをする時期に合わせて赤ちゃんが過ごしやすい服装を選び、適宜調整してあげましょう。
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お宮参りの着物の選び方【両親】
お宮参りの両親の着物は、柄や色に気を付けながら選びましょう。主役である赤ちゃんを引き立たせるためにも、両親としてふさわしい着物を選ぶことが大切です。ここでは、お母さんとお父さん、それぞれの着物の選び方を紹介します。
お母さんの着物
お母さんの着物は、赤ちゃんを引き立てられるよう、控えめな色や柄のものを選びましょう。お母さんの着物や小物選びのポイントを以下にまとめました。
着物の種類 | 訪問着、色無地、付け下げ |
---|---|
着物の柄や色 | 控えめな柄や色や赤ちゃんの着物とも合うもの |
小物(バッグや草履) | グレー・ベージュなど、落ち着いた色のもの |
産後間もないお母さんは、体調が万全でないこともあるでしょう。着付けの際は、体を締め付けすぎないように注意が必要です。
お父さんの着物
お父さんはお宮参りで礼服や略礼服、ダークスーツを着るのが一般的ですが、赤ちゃんやお母さんが和装の場合、着物を着るのもよいでしょう。お父さんの着物選びのポイントを以下にまとめました。
着物の種類 |
|
---|---|
着物の柄や色 | 控えめな柄や色を選ぶ |
お父さんの着物は、一つ紋か三つ紋が入った羽織袴や着物と羽織にするのがよいでしょう。足元は白足袋を履くようにします。
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お宮参りの着物の選び方【祖父母】
お宮参りの祖父母の着物は、赤ちゃんや両親に合わせて選びます。最近は、両家の祖父母がお宮参りに参加することも増えてきました。その場合、両家で着物の格を合わせることが大切です。ここでは、お宮参りに参加する祖父母の着物の選び方を紹介します。
祖父母の着物
お宮参りの祖父母の着物は、赤ちゃんや両親に合わせましょう。祖父はお父さんと同じ要領で着物を選びます。
祖母の着物はお母さん同様、訪問着や色無地、付け下げが一般的です。お母さんが略礼装の付け下げであれば祖母も付け下げにするなど、格を合わせるようにしましょう。なお、お宮参りの祖母の着物として以前は黒留袖が多く選ばれていましたが、現在は訪問着や色無地などを選ぶ方が増え、黒留袖はあまり見られなくなりました。
事前に相談して格を合わせる
お宮参りの祖父母の着物選びでは、お宮参りにふさわしいものを選ぶこと以外にも大切なことがあります。それは、お父さん、お母さんや両家の祖父母で服装の格を合わせることです。
一方の祖母が黒留袖、もう一方の祖母がワンピースなどでは、バランスが悪くなってしまいます。お宮参りで家族の統一感を出すには、事前に服装の格を相談して合わせたほうがよいでしょう。服装の格がそろっていれば、記念写真も違和感のない仕上がりになります。
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着物でお宮参りをするときの注意点
着物でお宮参りをするときは、両親は赤ちゃんの体温調節や汚れ対策、授乳対策などさまざまなことに注意する必要があります。これらの対策がきちんとできていないと、当日に困るだけでなく、赤ちゃんに負担をかけることになりかねません。スムーズにお宮参りを進めるために、事前に注意点を把握しておきましょう。
体温調節に配慮する
赤ちゃんは大人と違って体温調節が苦手です。赤ちゃんが体調を崩したり不快な思いをしたりすることがないよう、寒さや暑さ対策を工夫する必要があります。
寒い時期であれば、厚めの肌着を着せ、防寒着を用意するとよいでしょう。暑い時期はガーゼなど風通しが良い素材の肌着を着せ、こまめに着替えさせるのがおすすめです。また、着物は常に掛けている必要はないため、ご祈願祭や写真撮影といったときだけにするなど、調整しましょう。
汚れ対策をする
赤ちゃんがミルクを吐き戻したりよだれを垂らしたりすることで、着物を汚してしまう可能性があります。内着にスタイを付けておくといった、汚れを軽減できる対策をしておきましょう。また、ガーゼも数枚持っていくと、複数回吐き戻しがあっても対応できます。
母乳がたくさん出るお母さんは、母乳の染みに気を付けましょう。授乳する間隔が長時間空くと着物に染みができてしまうこともあります。染みの心配をしなくて済むように、母乳パッドを多めに入れておくと安心です。
授乳対策をする
着物を着た状態で授乳する場合、着物の前を開くか、身八口(みやつくち)という、身頃の脇にあるあきの部分から授乳しますが、着崩れてしまうかもしれません。
神社内に授乳や着替えができる場所がない可能性もあるため、できれば着付けの前に授乳を済ませましょう。哺乳瓶に慣れている赤ちゃんであれば、哺乳瓶にミルクか搾乳した母乳も準備しておくようにします。
ただし、母乳は長時間の保存には適さないため、授乳のタイミングに注意が必要です。いずれにせよお宮参りの途中で慌てることがないよう、授乳対策はしっかりしておきましょう。
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【事前に確認】お宮参りの着物(産着・初着)の費用
お宮参りで赤ちゃんが着る着物(産着・初着)は誰が準備すればよいのか、悩んでいる方もいるかもしれません。着物の費用をめぐって後々トラブルになったり、気まずい状態になったりすることがないようにしたいものです。ここでは、赤ちゃんの着物の費用は誰が用意するのか、また費用を抑えるにはどのような方法があるのかについて解説します。
着物(産着・初着)代は両家や両親で話し合おう
以前は、着物(産着・初着)をお母さんの実家が用意するという慣習がありましたが、現在では昔ほどこだわらない場合もあり、ご家庭によってさまざまといえるでしょう。また、地域によっても対応が異なり、両家が着物代を用意するところもあれば、赤ちゃんの性別によってお母さんとお父さんどちらかの実家が用意する地域もあります。
祖父母ではなく、お父さんとお母さんが準備する場合もあるでしょう。両家が良好な関係でお宮参りに参加できるように、話し合いは事前に済ませることが大切です。
レンタル利用で費用を抑える
赤ちゃんの着物代を抑えたい場合は、レンタルを利用するのも選択肢のひとつです。新たに購入すると数万円~数十万円するような着物であっても、レンタルを利用すれば5,000円程度に費用を抑えられます。赤ちゃんの着物の準備を両家に頼る予定がないお母さんやお父さんは、レンタル利用も考えてみるとよいでしょう。
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家族の服装は赤ちゃんに合わせよう
お宮参りの主役は赤ちゃんであるため、家族は赤ちゃんに合わせて服装を選ぶのが基本です。赤ちゃんが和装の場合は両親や祖父母も和装、赤ちゃんが洋装の場合は両親や祖父母も洋装にするご家庭があるものの「和装と洋装を参加者でそろえることがマナー」と厳格に決まってはいません。
とはいえ、赤ちゃんのみが正装して両親や祖父母がカジュアルな服装ではアンバランスになってしまいます。家族で統一感を出せるよう、着物を着ない場合にもフォーマルな服を着用するようにしましょう。
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お宮参りは写真も着物もスタジオマリオで!
お宮参りはご家族全員にとっても、思い出に残るイベントです。大切な思い出を形にするなら、ぜひお宮参りのご家族にうれしいメリットがたくさんある、スタジオマリオにお任せください。スタジオマリオでは、赤ちゃん撮影のプロがお宮参りの思い出づくりをお手伝いします。
赤ちゃんの着物(産着・初着)を無料レンタルできる
スタジオマリオでは、赤ちゃんの衣装を豊富に取りそろえています。お好みの着物やベビードレスをお選びください。和装・洋装どちらの姿も写真に残すチャンスです。
また、写真撮影を利用される方に向け、お宮参り用の着物(産着・初着)の無料レンタルサービスを行っています。お宮参り当日が撮影日である場合、撮影時間はお参りの前でも後でも構いません。
着物の購入費用を抑えたいご家庭や、ベビードレスを準備したご家庭にもおすすめです。スタジオ撮影では、参拝時にレンタルしたものと別の着物での撮影もできます。
大切なお宮参りの記念をプロの撮影で残せる
スタジオマリオの撮影スタッフは、大手芸能プロダクションであるホリプロ様の研修を受けた、こども写真のプロフェッショナルです。赤ちゃんを楽しませながらベストショットをカメラに収めます。
当日に赤ちゃんが疲れてしまったり、機嫌が悪くなってしまったりした場合は、後日無料で撮り直しが可能です。赤ちゃんのすてきな表情を引き出すために全力を尽くします。
画像データの購入で活用の幅が広がる
スタジオマリオでは、画像データの販売も行っています。当日撮影した中で写真印刷やフォトグッズとして残した写真は、「マリオフォトディスク」を購入すれば画像データとして手元に置くことが可能です。
データは自由に使用できるため、写真活用の幅が広がります。SNSにアップして近況報告したり、年賀状やフォトブックに使用したりするのもおすすめです。
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まとめ
お宮参りの赤ちゃんは和装が正装です。服装については厳密な決まりはありませんが、華やかな着物を羽織ることで記念日らしい特別感を演出できるでしょう。両親や祖父母は主役の赤ちゃんより目立ってしまうのを避け、赤ちゃんに合わせて着物を決めます。また家族の統一感を出すために、事前に服装の格を確認しておくのがおすすめです。
スタジオマリオは、大切な思い出を確かな品質で形にします。お宮参りの記念撮影は、スタジオマリオにぜひお任せください。お宮参りをする際の着物(産着・初着)の無料レンタルや撮り直しなどの充実したサービスが強みです。
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