撮影角度でこんなに変わる
入園・入学お役立ちコラム
入学式の写真撮影は角度を変えて違う印象を
晴れの日を迎えた我が子を少しでもカッコ良く、またはかわいく撮影したいと考えるのは親として当然のことでしょう。
入学式、入園式の日に合わせてわざわざカメラを新調したり、性能の良いカメラ機能を搭載したスマホを購入したりする人も少なくありません。確かにカメラの持つ基本性能は非常に重要な要素ではありますが、被写体をイメージ通りに撮影するためには、他にも重要なことがあります。光の量やポージングなど、さまざまなことが挙げられますが、その一つには撮影する角度があります。 写真撮影において角度が重要ということはプロの世界では常識と言われています。実際、フォトスタジオで撮影する場合、幾度か角度を変えながら撮影が行われますし、カメラマンが次々とポジションを変えながらアプローチすることも珍しくないのです。
角度を変えて撮影してみよう
まずは、どんな物でも良いので異なる角度でいくつか撮影してみてください。撮影した写真の印象が大きく変わることに驚くと思います。
実際に入学式や入園式においても、さまざまな角度からカメラを向けることによって、イメージに近い写真を撮ることが可能になります。
ちょっと上から、下から、斜めからなど、色んな角度から撮影することをお勧めします。角度と同時に、距離も変えながら撮影するとベストなポジションが見つかるかもしれません。入学式や入園式で大人がこどもを撮影する場合、どうしても上からアプローチしがちですが、下からのアングルで撮影することで、いつもと違う雰囲気の写真が撮れるはずです。
また、同じ視線の高さで斜め横から撮ることで普段と違ったこどもの表情を見つけることができるでしょう。人物を撮影する場合、真上や真下、真横から撮るということはあまりありませんので、斜め上や斜め下、斜め横などからアプローチし最適の角度を見つけてみましょう。
撮影角度による効果
角度を色々と変えながら写真撮影すると、今までは見落としていたこどもの多彩な表情を知ることができ、写真そのものが与える印象も違ってきます。
真正面から撮影した写真はどうしても構図上かしこまった雰囲気になり、良くも悪くもいかにも入園式、入学式といった写真になってしまいます。一枚くらいはこういう写真があっても良いと思いますが、たくさん撮るのであれば角度の工夫も必要です。
こどもの目線よりも上からカメラを構え、上目遣いでレンズを見てもらうと、かわいらしい印象になりますから、特に女の子に最適かもしれません。下方向から見上げるようにレンズを向け、こどもの顔を少し横に向けて撮影すると、自然且つカッコいい印象の写真に仕上がります。
人それぞれにベストショットと言われる角度が存在します。アイドルなどをイメージしていただくと分かりやすいかも知れません。
中高生になってくると自分が一番良く見える角度を知っているお子さまも多い様ですが、保育園・幼稚園生、小学生ではまだまだ親御さまが見つけてあげる必要がありますよね。
スタジオマリオでは芸能プロダクションホリプロ様とも提携し、定期的に研修を行うことで、お子さまひとりひとりの個性や本質を引き出す技術も学んでいます。
入園式、入学式当日は写真撮影ができない!?
入園式・入学式の看板前には長蛇の列ができてしまうのは、昔から見られた光景ですが、デジタルカメラやカメラ付端末の普及で更にその傾向が顕著になりました。 この記事では入園式・入学式の看板前で撮影するためのポイントをご紹介します。
入園・入学撮影