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成人式の写真撮影のポイント紹介

成人式撮影お役立ちコラム

ご本人はもちろん、それ以上にご家族にとって喜ばしい記念の行事・成人式。大きく成長したお子さまが、立派な姿を見せてくれる祝いの日、両親や祖父母の感慨もひとしおです。
そんな成人式の後々まで残る大切な記念の写真を、少しでも美しく写すための和服ならではの撮影テクニックや、気をつけたい点、撮影場所についてなど、成人式の写真撮影のポイントをご紹介します。

振袖での撮影テクニック

振袖

華やかで美しい振袖。綺麗な着物を引き立てながら、可愛く写るための注意点をポーズ別に挙げてみました。

指先まで気を抜かない!基本の立ちポーズ

・背筋をピンと伸ばす(背中をそらしすぎないよう注意)
・カメラに向かって斜めに立つ(左側の模様をカメラに見せるイメージ)
・カメラ側の足を少し引く
・親指に重心をのせる
・内股
・手はなるべく袖で隠す
・微笑むくらいのおしとやかな表情(歯を見せない)

袖口を軽く持って、振袖の美しい模様を見せるポーズ

・首を少しかしげて可愛らしく
・内股でいることを忘れずに

おひさまの向きにも注意しましょう

お子さまの全身写真はもちろん、顔のアップの写真を撮る場合も、晴れた日は逆光で撮るのがおすすめです。
雨やくもりの日であれば、明るい方に顔を向けるようにします。そうすることで顔が明るくなり、キレイな写真を撮ることができます。
屋根の下などで撮る場合には、顔が外を向いている状態で撮影すると良いでしょう。
お子さまと楽しくお話ししながら、お互い笑顔で撮影を楽しみましょう。

お嬢様風に見える!?座ったポーズ

・椅子には浅く腰かける(背筋が自然に伸びる)
・腰をそらし過ぎず、胸をはる
・足は立っている時と同じように内股で片方を少し引く

着物ならでは、見返り美人ポーズ

・後姿を撮影する時は、少し振り返ってにこやかな表情を浮かべる
・背筋をのばす
・体を少し斜めにすると帯の美しさ&小顔効果がアップ

上半身や顔周りのアップ

・カメラから斜めに構える
・少し首をかしげると初々しさが出る
・顎を引く
・少し上から撮る

その他の注意点として……主役は振袖ですから、ピアスはあまりふさわしくありません。リングも派手なものでなく、主張の少ないシンプルなものを身につけたいですね。また、ふわふわのショールは可愛いですが、せっかくの着物の柄や、綺麗な首のラインが見えなくなってしまいます。少なくとも1枚は腕にかけて持った写真もおさえておくようにしましょう。
ちなみに、振袖の基本は「腕を見せない」こと。手をあげたり大げさなポーズはあまりふさわしくありません。

大人数での写真で可愛く映るテクニック

和服での撮影ポイントにプラスアルファで覚えておきたい、集合写真でのポイントをいくつかご紹介します。大勢の仲間たちと楽しく可愛い写真を撮って、素敵な思い出にしましょう。

できるだけ真ん中へ

集合しているメンバーの両端だと、カメラによってはレンズの関係で歪んで写り太って見えてしまうことも……。

少しだけ後ろに下がろう

小顔効果を狙い、遠近法を利用。よく知られたテクニックのため、やり過ぎは他の人に嫌がられます。

レンズではなくカメラの少し上を見よう

レンズを見つめるよりも、その少し上を見つめましょう。自然と目が大きく開きます。

笑い過ぎはNG!

和服ならなおさら、おしとやかに!大きく笑いすぎると顔にシワができて少し老けた印象になってしまいます。かといって口角が下がっていては不機嫌に見えますから、口角はきゅっとあげて、ほうれい線が出ない位置を研究しておきましょう。

お揃いポーズ

みんなも正装している成人式。着物でしかできない「両袖を持ったポーズ」や「みんなで見返り美人」など、成人式ならではの可愛いポーズで写真撮影しましょう。アイドルグループが大勢いると華やいで見えるように、若い女性がたくさん写った写真は、同じポーズをすることでより可愛らしく見えるはず。

おすすめの撮影場所

成人式が行われる1月はとても寒く、屋外で撮影すると寒さで表情がこわばることがよくあります。また、せっかくセットした髪も風に吹かれて乱れてしまったり、着物が汚れないか心配したり、寒さのためにすぐにトイレに行きたくなったり……屋外で写真を撮るのは何かと大変なことが多いのかもしれません。

成人式に際して「違う着物も着たかった」という意見や、後々振り返った際に「家族での写真も残しておけばよかった」という意見も少なくありません。
一生に一度の思い出ですので、成人式当日以外でも記念の写真を残してみてはいかがでしょうか。

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