七五三の家族の準備|服装選びのポイントから気になる疑問までまとめて解説
更新日:2023年10月11日
七五三のお祝いでは、主役であるお子さまだけでなく、同行するご家族の準備も必要です。ご家族の準備は後回しになりがちですが、お参りの日が近づいてから慌てないように、早めに考えておきましょう。
この記事では、七五三に同行するご家族の服装や髪型選びのポイントを解説します。後半ではQ&Aの形式で、七五三に関する基本的な情報や気になる疑問にもお答えしています。準備を万全にして、お子さまの成長をお祝いしましょう。
目次
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七五三の家族の服装|主役が引き立つ装いを心がけよう
七五三のご家族の服装は、主役のお子さまが引き立つ装いを心がけましょう。七五三は記念写真を撮る機会も多いお祝いの場ということもあり、格や雰囲気も意識しながら服装を選んで、ご家族の統一感を出すのもおすすめです。
お子さまの衣装と調和がとれる装いを
七五三は、お子さまの成長を祝う伝統行事です。ご家族は主役であるお子さまの衣装よりも格下で、目立ちすぎない服装を選ぶことを心がけましょう。お子さまの衣装が洋装ならばご家族も洋装を選ぶのが一般的です。お子さまが和装の場合、ご家族は洋装でも和装でも構いません。
お父さんとお母さんの服装の格をそろえたり、ご家族で服装の色味を合わせたりすると、より統一感が出ます。暗い印象にならないように華やかさもプラスしながら、きれいめな服装を意識するのがおすすめです。
神社やお寺が厳粛な雰囲気であることを考えると、露出度が高い服装やラフすぎる服装は避けたほうがよいでしょう。ご祈祷を受ける際は正座もしくは椅子に座るスタイルが一般的で、深い礼(お辞儀)をすることもあります。
動きやすさを重視する選び方でもOK
お子さまのお世話や徒歩での移動を考慮し、動きやすい服装を選ぶご家族も見られます。動きやすさを重視する場合は、フォーマルなスーツやワンピースなどを選ぶのもよいでしょう。
参拝先によっては、敷地が広く徒歩移動が長くなるケースも珍しくありません。また、和装姿のお子さまのお世話に手間取ることも考えられます。さまざまなケースを想定した上で、優先順位をつけて最適な服装を決めましょう。
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七五三の家族の服装|おすすめと選び方のポイント
ここからは、七五三のお祝いに同行するご家族におすすめの服装や、選ぶ際のポイントを具体的に解説します。お父さんお母さんに加え、ごきょうだいの服装についても傾向をチェックしておきましょう。七五三はご家族そろってのお出掛けとなることも多いため、調和を意識して服装を選ぶことで、お祝いの雰囲気はさらにアップします。
お母さんの服装
和装の場合は、訪問着、付け下げ、色無地などを選ぶとよいでしょう。落ち着いた印象のものや、季節を感じられるような色柄のものがおすすめです。
洋装であれば、セレモニースーツや、肌の露出が少ない上品なワンピースといった、セミフォーマルが適しています。シンプルなデザインの場合は、アクセサリーで華やかさをプラスするのもすてきです。
お父さんの服装
お父さんの服装は、スーツが一般的です。お子さまが和装の場合は、ご家族で和装に統一するのもよいでしょう。先にお母さんの服装を決め、格を合わせることを意識しながらお父さんの服装を選ぶとスムーズに決められます。
スーツを選んだ場合、色は黒や紺といったダークカラー、シャツは白や淡めの色がおすすめです。ネクタイは華やかに見える明るめのものを選びましょう。お子さまの衣装の色と合わせて、さりげなくリンクさせるのもおしゃれです。
ごきょうだいの服装
ごきょうだいもカジュアルすぎるものは避け、フォーマル感のある控えめな色柄の服装を心がけましょう。制服がある場合は、制服を着用してもOKです。
小さなお子さまの場合、長時間フォーマルな服装で過ごすのは疲れてしまうかもしれません。お参りや写真撮影のときだけジャケットやカーディガンなどを活用して、フォーマル感を出すのもおすすめです。
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七五三の家族の服装|スタイリングの仕上げは髪型
七五三のご家族の準備で忘れがちなのが、髪型です。服装だけでなく髪型でも印象が大きく変わるため、フォーマルな衣装に合わせて髪型も事前に決めておくと安心です。ここでは、お父さん、お母さん、ごきょうだいの定番の髪型や、決め方のコツを紹介します。
お母さんの髪型
お母さんの髪型は、服装と同様、上品さや落ち着きを意識した髪型をおすすめします。前髪が顔にかかりすぎていると写真撮影の際に陰になり、暗い印象になりがちです。サイドに流すなどして額を見せることで、写真写りへの影響を軽減できます。
ロングヘアの方は、三つ編み、お団子、くるりんぱ(結びめの真上付近を左右にひらき、毛束を通すアレンジ)などもおすすめです。事前に練習しておくと、忙しい当日の朝も慌てずに済むでしょう。自信がない場合は、プロに依頼するのもひとつの方法です。
お父さんの髪型
お父さんの髪型は、清潔感や落ち着いた雰囲気をイメージしてセットすると間違いありません。定番の髪型は、七三スタイル、オールバック、アップバング(前髪を立ち上げた髪型のこと)などです。前髪のセットの仕方でも印象が大きく変わるため、お父さんの雰囲気や衣装に合わせて選ぶとよいでしょう。
お子さまやお母さんがフォーマルな髪型にセットしている中、お父さんだけが手を加えていない髪型ではちぐはぐな印象になってしまう可能性があります。他のご家族とのバランスを意識することも大切です。
ごきょうだいの髪型
ごきょうだいの髪型は、服装に合わせて決めるとよいでしょう。寝ぐせを直すだけでもきちんと感はアップできます。
主役のお子さまと同じ髪型にする場合は、髪飾りを控えめなものにするなど、主役よりも目立たないようにさりげなく調整しましょう。
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七五三Q&A|よくある疑問と知っておきたい情報あれこれ
ここからは、七五三に関するよくある疑問や、当日までに確認しておきたいさまざまな情報をまとめました。日本の伝統行事である七五三について理解を深め、不安や疑問を解消した上で、お子さまとのすてきな思い出を残しましょう。
【Q】七五三はどんな行事?
七五三は、子どもの成長を祝う、日本の伝統行事です。「髪置(かみおき)」「袴着(はかまぎ)」「帯解き(おびとき)」という儀式が由来といわれています。昔は幼いうちに子どもが亡くなることも多かったことから、3歳、5歳、7歳の節目を迎えられたことを喜び、お祝いをしていました。
昔は氏神さまがいる神社にお参りする習わしがありましたが、現代では神社とお寺のどちらにお参りしてもよいとされています。
【Q】七五三を祝う日は11月15日?
七五三は、もともと11月15日にお祝いしていました。しかし近年は、ご家族やお子さまの都合やご家庭の考え方などに合わせて日程を決めるケースも増えています。
風習を重視する方は11月15日、六曜を重視する方は大安や友引の日などがおすすめです。混雑を避けたい場合は、大安吉日を避けた平日のお参りも検討するとよいでしょう。七五三を祝う日は地域によっても異なるため、気になる方は事前に周囲の詳しい方に相談しておくと安心です。
【Q】数え年と満年齢のどちらで祝う?
昔は、生まれた日を1歳として、新年を迎えるごとに1歳年を加える「数え年」でお祝いをしていました。しかし現代では、生まれた日を0歳として誕生日ごとに1歳年を加える「満年齢」でお祝いしてもよいとされています。
数え年は満年齢よりも幼い時期でのお祝いになるため、お子さまの成長度合いなども考慮しながら、お参りのタイミングを決めるのもひとつの方法です。
【Q】男の子がお祝いするのは何歳?
現在、男の子は3歳と5歳、または5歳でのお祝いが一般的です。七五三の由来のひとつといわれている「髪置(かみおき)」は、3歳の男女が行う儀式でした。しかし近年は、男の子は5歳のみお祝いをする地域も多く見られます。地域の風習やご家族の考えに合わせて、お祝いのタイミングを決めましょう。
【Q】七五三のお祝いは何をするのが一般的?
現在、七五三のお祝いの形には「こうでなければならない」というような、厳格な決まりはありません。神社やお寺でのご祈祷、フォトスタジオでの写真撮影、食事会などをするのが一般的です。
しかし、1日ですべての行事をこなすとなると、ハードスケジュールになるかもしれません。例えば写真撮影を別日にすることで、当日のスケジュールに余裕が生まれます。
【Q】神社やお寺への予約は必要?
七五三シーズンは混雑が予想されるため、神社やお寺でご祈祷を受ける際は、予約ができるのであればしておいたほうが安心です。
ただし、ご祈祷の予約は必須、予約もできる、予約は受けていないなど、神社やお寺によって対応が異なります。参拝先が決まり次第ホームページなどで確認し、必要であれば早めに予約しておきましょう。
【Q】お祝いのお返しは必要?おすすめの品は?
基本的に、七五三のお祝いにお返しは不要といわれています。しかし、地域や個人の考えによっても習慣は異なるため、不安な場合には周囲の方に相談してみるとよいでしょう。
何かしらのお返しをしたい場合には、食事会に招待したり、お子さまのお名前で内祝いを贈ったりするのもおすすめです。お返しの品は、お菓子や日用品などが多く選ばれています。フォトスタジオで購入したアルバムを贈ったり、お返しの品に七五三の写真を添えたりするのもすてきなアイデアです。
【Q】お参りや写真撮影に祖父母も誘う?
七五三のお参りの際、祖父母に同行してもらうかは、ご家庭の事情や地域の風習なども踏まえながら検討しましょう。
遠方に住んでいる場合は、帰省した際にお祝いする方法もあります。また、祖父母以外の親族も招いて、盛大にお祝いするケースもあるでしょう。誘うか見送るか判断に迷った際は、直接祖父母に相談し、希望を聞いてみるのもひとつの方法です。
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七五三|祖父母を呼ぶ場合に気を付けたいこと
七五三のお祝いに祖父母を呼ぶ場合は、早めに相談した上で日程調整や各種予約などの準備を進めましょう。ここでは、祖父母を呼ぶ際に確認しておきたい2つのことについて紹介します。参加者全員が楽しい1日を過ごせるよう、事前にチェックしておきましょう。
無理のないスケジュールを組む
七五三のお参り当日は、ハードスケジュールになりがちです。お子さまに加え、祖父母の体力も考慮して、無理のないスケジュールを立てましょう。
スケジュールを組む際は、休憩時間を長めに取ったり、事前に休憩場所を確認したりしておくことをおすすめします。1日ですべてを行うのが困難な場合は、前撮りや後撮りを利用して写真撮影を別日にするスケジュールも検討してみましょう。
事前に当日の打ち合わせをしておく
祖父母と事前に打ち合わせをしておくことも、七五三のお祝いを滞りなく進めるポイントです。お参りの日程だけを伝えるのではなく、1日の流れやお子さまの衣装、ご家族の服装などもあらかじめ伝えておきましょう。
祖父母の服装も、主役のお子さまをはじめお父さんやお母さんの装いとバランスが取れていることが理想的です。事前に服装を伝えておくことで、祖父母も服装選びがしやすくなります。七五三についての詳細を伝える中で、調整が必要な点が明確にできるかもしれません。
七五三|家族写真も忘れずに撮っておこう
七五三は家族写真を撮るよい機会でもあります。参拝先でリラックスした表情を写真に収めたり、フォトスタジオなどで特別な家族写真を撮影したりと、異なるシーンでさまざまな思い出を残しましょう。
家族写真を撮影をする機会はそう多くありません。集合写真をはじめ、「主役のお子さま×ごきょうだい」「お子さま×お父さんお母さん」「お子さま×祖父母」など、たくさんのパターンで撮っておくことをおすすめします。
七五三の家族写真はスタジオマリオで!
家族写真を撮る絶好の機会ともいえる七五三では、フォトスタジオでのプロによる撮影がおすすめです。七五三の家族写真の撮影は、ぜひスタジオマリオにお任せください。お子さまとご家族の笑顔を引き出す子ども写真のプロが、記念に残る特別な写真を撮影いたします。
撮影用衣装や着付けは小学生以下のごきょうだいも無料
スタジオマリオでは、撮影用の衣装と着付けは無料です。主役のお子さまだけでなく、小学生以下のごきょうだいも無料でご利用いただけます。伝統的なデザインの上質な着物や袴をはじめ、プリンセス風のドレス、シックなタキシードなど、豊富なラインアップをご用意しておりますので、お好みのものをお選びください。
衣装に合わせたスタイリングテーマで、ヘアメイクや背景、小物にまでこだわったトータルコーディネートにも定評があります。
スケジュールが立てやすい前撮りや後撮りもおすすめ
お参り当日の撮影に加え、前撮りや後撮りにも対応しております。スタジオマリオでは七五三撮影を1年中受け付けているため、ご都合のよいときにご予約ください。
「お子さまの負担を考慮してお参りと撮影を別日にしたい」「帰省中に祖父母と一緒に撮影したい」など、ご家族にとって最適なタイミングで七五三撮影を楽しみましょう。
プレゼントにも最適な商品を多数ご用意
ご家族の記念にぴったりな写真集やフォトフレーム、祖父母へのプレゼントに最適なフォトグッズなど、商品も豊富に取りそろえております。用途に合わせて選べるお得なセット商品もご用意しておりますので、ぜひご利用ください。
ご購入いただいた写真は、思い出をいつまでも美しく残せる画像データDVD「マリオフォトディスク」としてもご購入いただけます。さまざまなサイズへの焼き増しをはじめ、SNSへのアップやフォトブックの作成など、活用の幅が広がると大好評です。
まとめ
七五三のお祝いでは、主役のお子さまだけでなく、同行するご家族の準備も忘れないようにしましょう。ご家族の服装や髪型は、主役のお子さまの衣装をふまえて決めるのがおすすめです。
スタジオマリオでは、華やかな衣装を身につけたお子さまの姿を美しく残すお手伝いをいたします。主役のお子さまおひとりでの撮影、ごきょうだいと一緒、ご家族でなど、さまざまなケースに対応いたしますので、お気軽にお問い合わせください。
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