七五三のママの髪型|和装にも洋装にも合うスタイルを長さ別に紹介
更新日:2022年1月28日
七五三はこどもが主役ですが、一緒にお祝いをするママの服装や髪型も大切な準備のひとつといえます。ママはこどもの準備で忙しく、自分のこと、特に髪型のことについて考える時間がなかった……という話もよく聞かれるエピソードです。
そこでこの記事では、七五三にふさわしいママの髪型を長さ別に紹介します。時短でアレンジできて和装にも洋装にも合い、華やかになるスタイルばかりです。ママもすてきな服装と髪型で、晴れの日をお祝いしましょう。
目次
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七五三のお祝い|ママのヘアスタイルを考えよう
自宅で着替えもヘアメイクもする場合や、着付けだけを依頼するケースでは、自分で服装に合ったスタイルを作る必要があります。前日までに一度はセットの練習をしておくと安心です。
当日の朝は忙しく、十分に時間が取れないことも予想されます。簡単にセットできて、こどものお世話中も崩れにくいスタイルがおすすめです。
ロングヘアママにおすすめ|七五三の髪型
いろいろなアレンジがしやすいロングヘアは、まとめるスタイルもダウンスタイルも幅広く選択できます。カールさせるときは派手になりすぎないように、毛先だけを巻いたりハーフアップにしたりして、長さのボリュームを抑えましょう。
三つ編みシニョンアレンジで華やかに
シニョンはフランス語で「うなじ」を意味する「chignon」が語源といわれ、言葉通り、うなじを見せてお団子などにまとめるヘアスタイルのことを指します。今回紹介するのは、ヘアゴム2本とヘアピン数本でできるアレンジです。
- 毛束を後ろでひとつ結びにする
- 1本の三つ編みを作りゴムで留める
- 1で結んだゴムの上に隙間を作る
- 三つ編みを隙間に通す
結び目の上に隙間を作り通すアレンジは「くるりんぱ」とも呼ばれる - 毛足を隠すように入れ込んでまとめ、ヘアピンで留める
顔の両サイドに後れ毛を下ろすと、こなれ感が出ておしゃれに仕上がります。また、ゴムとピンは髪色に近く太すぎないものを選ぶと目立ちにくいでしょう。
「くるりんぱ」と編み込みで上品なハーフアップ
ロングヘアは、巻きすぎると派手な印象になりがちです。毛先をコテで少しカールさせるくらいに留めて、ボリュームが出すぎないようにしましょう。ヘアゴムは細めの目立たないものを4本準備します。
- 両サイドの髪を編み込みにする
- 1を後ろで結びひとつにまとめる
- 編み込みをした部分の下の髪を取り、2の下にくるように結ぶ
- 結び目を通して「くるりんぱ」する
編み込みを結ったゴムを隠すように、くるりんぱした髪を少し引き出してほぐしながらスタイルを作ります。
ローポニー+裏編み込みでかわいらしく
ロングヘアのまとめ髪として定番の編み込みですが、お祝いのシーンでは裏編み込みアレンジにすると、おしゃれ感がアップします。裏編み込みは網目が浮き上がって作られるため、はっきりとした編み目ができますが、編み目から少し髪を引っ張ってほぐすことで、より今っぽい雰囲気になるでしょう。
- トップから裏編み込みで編んでいく
- 首元までに全ての髪を編み込むようにし、ローポニーの位置で結ぶ
- 毛先をコテで巻く
- バレッタなどのヘアアクセをつけて完成
ミディアム(ボブ)ママにおすすめ|七五三の髪型
幅広い年齢層に支持されるボブは、アレンジの幅も広く、七五三のスタイルに合う髪型に仕上げやすいことが魅力です。コテやヘアアイロンを使って巻いたり内巻きにしたりして動きを出しましょう。アクセントにパールなどのヘアアクセサリーをつけると、上品にまとまります。
定番ハーフアップは「くるりんぱ」で時短
写真を撮ることも多い七五三のヘアスタイルは、顔が明るく写りすっきりまとまるハーフアップがおすすめです。使うのはヘアゴムとコテのみ、さらに「くるりんぱ」のアレンジで、あっという間に仕上がります。
- 耳より上の部分の髪を取り結びハーフアップにする
- 結び目に隙間を作り、結った毛束を通して「くるりんぱ」する
- 全体的にコテで巻く
- バレッタなどをつけて完成
くるりんぱした部分の下から髪を取り、2つくるりんぱを作ってもよいでしょう。ボブの場合、髪の長さによってはくるりんぱした部分がはねてしまいます。はねるときは、バレッタなどで落ち着かせましょう。
内巻きボブは落ち着いた印象に
ストレートアイロンを使って毛先をワンカールする内巻きボブは、簡単にスタイルが決まります。きれいなカールにするコツは、トップも軽く上げて髪に立体感を出すことです。
- トップをふんわり持ち上げるようにブローする
- 根元からサイドと後ろの髪にアイロンをすべらせる
- 毛先まで下ろした後、内側に巻くように軽くアイロンを倒す
「くるりんぱ」だけで作るギブソンタック風
ギブソンタックは、髪を下の位置でまとめて折り込んだスタイルのことです。ボブスタイルでは、一部分を結い、残りの髪をぐるぐる巻き付け固定して仕上げましょう。「くるりんぱ」を取り入れることで、スタイルが崩れるのを防ぎます。
- 両サイドと後ろの髪を分ける
- サイドの髪を結んでくるりんぱする
- 後ろ髪をひとつに結びくるりんぱする
- 2つの毛束を合わせて、上からくるりんぱする
- 毛足を隠しヘアピンで留める
ショートヘアママにおすすめ|七五三の髪型
ショートヘアはワックスを使って少し逆毛を立てたり、トップを浮かせてふんわりさせたりすることで、凝ったアレンジをしなくても決まりやすくなります。長さによっては編み込みや三つ編みでアレンジしてもよいでしょう。
サイド編み込みアレンジ
長めのショートヘアならば、編み込みアレンジも可能です。表編み込みは落ち着いた印象に、裏編み込みはボリュームが出て華やかになります。
- サイドの髪を取り、編み込みをする
- 耳の後ろを通るように編み込み、ゴムで結ぶ
- 崩れないようにヘアピンで留める
- ボリューム感を出すために編み込みを少しほぐす
編み込みは、片方のみ・両サイド、どちらのアレンジでもすてきです。編み込む位置を少しずらすと、カチューシャ風に仕上げることもできます。
トップを巻いてボリュームを出すだけ簡単スタイル
ショートヘアは、のっぺりとした印象にならないように、ボリュームを意識することが大切です。
前髪よりも後ろ側のトップにカーラーを巻いてふんわりさせたり、アイロンやコテを使って軽く巻いてボリュームを出したりするだけでもきれいに決まります。サイドが広がりすぎてしまう場合、耳の下の位置にヘアピンを留めるとすっきり見えるでしょう。
ヘアピンやバレッタでアクセントを
アクセサリーで変化をつけやすいのがショートヘアの特徴です。華美すぎるものは避けたほうがよいですが、シンプルなヘアスタイルのアクセントに、バレッタやピンをつけて華やかなコーディネートに仕上げましょう。七五三にぴったりな和風のバレッタや花飾りも人気です。イヤリングなどとおそろいのヘアアクセにしても統一感が出ます。
七五三のママの髪型で気をつけておきたいこと
七五三の装いでは、主役のこどもよりも格上の服装を着用しないようにすることがマナーとされています。例えば、こどもが洋装の場合、親は和装の着用は控え、洋装に合わせましょう。こどもが和装の場合、親はこどもより派手でなければ和装・洋装どちらでも構いません。服装のルールを踏まえた上で、髪型も決めましょう。
ゴージャスすぎる、主役のこどもより目立つのは避けて
服装と同じく、髪型もこどもよりも目立つスタイルにするのは避けましょう。ウェービーな編み下ろし、ロングヘアの髪を全体的に巻くボリュームのあるスタイルなどは、ママのほうが目立ってしまうかもしれません。
また、ヘアアクセサリーにも注意しましょう。大ぶりのものやキラキラとした輝きが強すぎるものは、七五三の服装とはミスマッチを起こしやすくなります。和装であれば玉かんざしや花飾りの付いたかんざしなど、洋装ならばパール付きUピンやヘアコーム、バレッタなどがおすすめです。
無造作スタイルは要注意
髪を流して動きを出す無造作スタイルもすてきですが、一歩間違うと、だらしない印象になってしまうため注意しましょう。
七五三のお参りは長時間に及ぶこともあり得ます。不安があれば、ワックスやスプレーで固めて、スタイルが乱れるのを防ぎましょう。時間が許せば、本番の数日前にスタイルを作って長時間キープできるか試しておくと安心です。
七五三の写真がもっとすてきになる3つのポイント
七五三ではお子さまや家族と記念写真を撮ることも多いでしょう。後から見返したときに「残念……」となるのは避けたいものです。ちょっとしたコツを押さえておくだけでも違います。写真写りがよくなる髪型について、ここでは3つのポイントをピックアップしました。
1.額をのぞかせて顔周りに影ができるのを回避
前髪が顔にかかると影になってしまい、顔色が悪く写りがちです。暗い印象に写る可能性もあります。せっかくの七五三記念ですから、長い前髪はサイドに流して額を見せ、明るく、肌色もよくなるようにしましょう。
前髪を切りそろえているママは、シースルーバング(※)にするなど透け感を出すアレンジもすてきです。洋装にも和装にも似合う前髪になります。※額がうっすらとのぞくくらいに、前髪を薄めにするスタイルのこと
2.艶のある髪に整えておこう
普段は子育てと仕事や家事で忙しく、自分のケアまで手が回らないママも多いでしょう。七五三の写真は撮影する日が決まっているため、できれば事前に髪のケアをしておきたいところです。
まず洗髪後はブローをしっかりして髪が傷むのを防ぎます。お風呂上がりにはさっとつけられる、洗い流さないタイプのトリートメントやヘアオイルもおすすめです。当日はワックスやヘアクリームで艶感を出しましょう。元々の髪が美しく保てていれば、よりきれいに仕上がります。
3.家族の雰囲気は合わせて
服装や髪型などの雰囲気を親子やきょうだいで合わせておくことで、統一感のある写真になるでしょう。
服装の格は逆転に注意しつつ、フォーマルまたはセミフォーマルで撮影に臨みます。祖父母が同行する際は、前もって服装の相談をしておき、雰囲気がちぐはぐにならないようにしましょう。
まとめ
七五三の準備はこどもも親も大変です。特にママはこどもの衣装や持ち物などの用意で忙しく、自分のことは後回しになってしまう傾向があります。事前にふさわしい髪型をチェックして、時短でできて崩れにくく、華やかなスタイルに仕上げて晴れの日をお祝いしましょう。
七五三の記念写真は、ぜひスタジオマリオをご利用ください。こども写真プロが、お子さまとご家族の一番すてきな笑顔を引き出します。スタジオマリオの確かな技術で、大切な記念を美しい写真に残しませんか。
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