【七五三のお祝い】どんな手土産が喜ばれる?定番商品やマナーを確認
更新日:2021年10月6日
一口に「七五三の手土産を準備する」といっても、お祝いを渡す側と頂いたお祝いに対してお返しをする側が想定されます。「どんな手土産が喜ばれるのか」「食事会に招いた人に手土産は必要か」など、それぞれの立場で迷っている方がいるかもしれません。
そこでこの記事では、七五三でお祝いをする、またはお返しをする上でのマナーや、手土産として人気の品物について解説します。また、贈り物をする上での注意点も分かる内容です。マナーや七五三のお祝いにふさわしい品物を用意することで、より一層、感謝やお祝いの気持ちが伝わるでしょう。
目次
七五三撮影メニュー
七五三でお祝いを渡すときのマナー
一般的なご祝儀は、3,000円から5,000円が目安とされています。しかし、関係性や親しさの度合いによっても金額の目安は異なるといえるでしょう。下記の表に具体的な目安をまとめました。
孫へ | 1万円~3万円 |
---|---|
おい・めいへ | 5,000円~1万円 |
親しい友人のこどもへ | 3,000円~5,000円 |
なお、4(死)・6(無)・9(苦)は、古くからお祝いにふさわしくない数字とされています。不吉とされる数字の金額をお祝いに包むのは避けましょう。
のしを付ける
正式な贈り物をする場合、のし(熨斗)を付けるのがマナーです。下記の表に、使用するのしの種類と、一般的な書き方をまとめました。
水引 | 紅白蝶結び |
---|---|
表書き | 祝七五三 |
裏面 | 住所・氏名 |
内袋 | 漢数字で金額を記入 |
表書きには、年齢に合わせて以下のように記す書き方もあります。
- 3歳:賀御髪置(髪を伸ばし始める「髪置の儀」に由来)
- 5歳:賀御袴着(男の子が初めて袴をはく「袴着の儀」に由来)
- 7歳:賀御帯解(女の子が初めて着物帯を締める「帯解きの儀」に由来)
渡すタイミング
お祝いを渡すタイミングは、七五三当日を避けて渡すと気遣いが感じられます。当日のお父さん、お母さんは、記念写真の撮影やお参りの準備で忙しいことも予想されるからです。
また、古くから七五三は11月15日とされていますが、現在、お参りの時期はご家庭によってさまざまであることも押さえておきましょう。できれば事前に確認しておくことをおすすめします。いずれにしても、11月15日よりも前に渡しておくほうが無難です。
手土産を用意する
七五三のご祝儀に加えて、またはご祝儀の代わりに贈り物をすることもあります。お祝いの席で、食べられるケーキや和菓子を用意するのもすてきな心配りです。
また、七五三を迎えるお子さま用にプレゼントを用意しても喜ばれるでしょう。その際は、好きなお菓子やおもちゃをリサーチしておくことも大切です。
こどもが喜ぶ手土産3選!迷ったらコレ
こどもの成長を祝う気持ちを込めて、ご祝儀のほかにプレゼントを贈るケースもあるでしょう。「喜ばれるプレゼントを贈りたいけれど、何にしよう……」と悩んでいる方がいるかもしれません。
ここからは、お菓子、おもちゃ、おめかしアイテムなどを中心に、こどもが喜ぶ手土産を紹介します。
【手土産候補1】見た目もかわいいお菓子
お子さまにお菓子をプレゼントするなら、カラフルでかわいいお菓子やイラスト入りのスイーツがおすすめです。こどもでも食べやすい、プチサイズのお菓子もよいでしょう。
七五三の時期を中心に、「753クッキー」「753キャンディー」などを取り扱うお店もあります。
【手土産候補2】手軽なおもちゃ
おもちゃを贈る場合は、性別や年齢、好みなどに考慮して選ぶのがポイントです。以下に男女別に一例を挙げます。
- 【男の子】
- 電車や飛行機の模型
- ウッドボックス(組み立て式木製のおもちゃ)
- ブロック
- ヒーローアイテム
- 【女の子】
- おままごとセット
- 人形
- お絵描きグッズ
なお、ゲームなど、ご家庭によって制限やルールを設けていることもあります。事前にリサーチしておくと安心です。
【手土産候補3】おめかしアイテムや小物
晴れ着に合う「おめかしアイテム」も、七五三の贈り物としてぴったりです。選ぶ際はすでに持っているアイテムと重複しないよう、お参りの服装などをお父さんやお母さんに尋ねておくことをおすすめします。以下は、おめかしアイテムの一例です。
- 【男の子】
- 和服のとき:懐剣
- スーツのとき:蝶ネクタイ
- 【女の子】
- 服装の種類(和装・洋装)に合った髪飾り
- バッグ・ポシェット
内祝いはどうする?感謝を伝える3つの方法
七五三では、基本的にご祝儀などに対するお返しは不要とされています。とはいえ、「気が引ける」「感謝の気持ちを伝えたい」と、内祝いを検討する方もいるのではないでしょうか。ここからは、内祝いの金額の目安や、お金を包む以外でお礼の気持ちを伝える手段を紹介します。
1/3程度の金額を包む
お祝いへのお返しは、頂いた金額の1/3程度を渡すのが望ましいとされています。仮に1万円のご祝儀であった場合は、3,000円程度用意するとよいでしょう。
ただし、一般的な見解として七五三のお返しはしなくてもよい、とされているため、ご家族や周りの方と相談して方針を決めることをおすすめします。
食事会を開く
お返しをする代わりに、身内や近しい友人を招いて食事会の席を設けるケースもあります。一緒にお参りをした後に、ホテルやレストランで食事会を開くというスケジュールにしてもよいでしょう。
スムーズにお店に入るために予約し、可能であれば個室のあるお店を選ぶと、ゆっくりした時間を過ごしやすくなります。
また、自宅で食事会をするのも選択肢のひとつです。仕出し料理やケータリングを利用すると、準備の手間を軽減できるでしょう。
記念写真を届ける
こどもの成長を感じられる、記念写真を贈るのも人気です。祖父母といった身近な方には、すぐに飾れるフォトフレームや、見返したくなるアルバムを作成して渡すのも喜ばれるでしょう。
記念写真を焼き増しして贈り物に添えるのも一案です。はがきに印刷すれば、七五三の報告とお祝いのお礼にも使えます。
内祝いの品を渡す
七五三のお祝いにお返しは不要、とされているものの「高額なお祝いを頂いた」「感謝の気持ちを伝えたい」という場合は、内祝いの品物を贈るのもよいでしょう。
内祝いとして人気なのが、「消えもの」と呼ばれる食べ物や消耗品です。お菓子やお茶、洗剤、タオル、調味料などが定番とされています。相手の方の家族構成や生活スタイルなども考慮して選ぶと、より喜ばれる内祝いとなるでしょう。
食事会を開くとき|参加者への手土産は必要?
魅力的な神社仏閣での七五三のお参りは、家族にとって特別な思い出になります。さらに、記念撮影のタイミングを工夫することで、ゆとりのある参拝が可能です。
七五三の記念撮影には、ぜひスタジオマリオをご利用ください。スタジオマリオには、七五三撮影にうれしいさまざまなサービスがあります。時間も体力もさらにお財布にもうれしい、スタジオマリオの七五三を詳しくお伝えします。
食事会を開くとき|参加者への手土産は必要?
地域の風習や家庭の考え方によって、食事会の参加者へ手土産を渡すことがあります。用意する場合は、お赤飯や千歳飴が七五三のお祝いとしてふさわしいでしょう。付け加える形で、いわゆる「消えもの」を用意することもあります。
手土産の要・不要、用意する品などは、風習やしきたり、価値観などによっても異なるため、相談の上決めることがベストです。
祖父母や親戚に喜ばれる七五三の手土産3選
祖父母や親戚といった、大人向けの手土産を用意する場合、「縁起の良いもの」を基準にするのも方法のひとつです。中でもお菓子は、縁起の良い意味が込められているものも多く、感謝を伝える手土産に適しています。ここではおすすめのお菓子を3種類ピックアップしました。
【1】華やかな「ふきよせ」
ふきよせは、秋風によって吹き寄せられた、赤や黄色など色鮮やかな木の実や葉っぱを模して作られたお菓子です。ふたを開けたときの見た目の華やかさから、贈り物に多く選ばれています。
落雁(らくがん)やおかき、金平糖などが入っており上品な大人のお菓子としても適しているといえるでしょう。またいろいろな味が楽しめるのも人気の理由です。
【2】縁起もの「起き上がり最中」
「何度でも起き上がる」という意味合いから、縁起の良いお菓子として知られています。中の餡(あん)は小倉餡のほか、きんとん餡、抹茶餡、大粒栗入り小倉餡、白あずきなどがあり、どれもお茶請けにぴったりです。
【3】お祝いといえば「紅白饅頭」
おめでたいときに用意されることの多い紅白饅頭は、身近なお菓子として人気があります。近所の和菓子店でも手に入りやすく、すぐに贈り物を用意しなければならないときにも役立つでしょう。商品によっては数日間、常温で保存できるのもポイントです。
七五三の贈り物をするときの注意点
七五三のお祝いを渡すときも、お祝いを頂いた方にお返しの品として手土産を用意するときも、それぞれに注意しておきたいことがあります。
七五三のお祝いを贈るときは、七五三のタイミングや地域の風習にも考慮したほうがよいでしょう。また、贈るときもお返しをするときも、昔から「縁起が悪い」とされている品物は、できる限り避けるのが賢明です。それぞれの立場で注意点を押さえておきましょう。
【お祝いを贈るとき】七五三のタイミングに注意
一般的とされる七五三の年齢は、3歳は男の子と女の子、5歳は男の子、7歳は女の子です。しかし、地域や家庭の考え方によって、お祝いする年齢の数え方や時期などが異なることもあることを覚えておきましょう。年齢の数え方は、以下の2通りの数え方があります。
- 数え年:生まれた日を1歳とし、お正月を迎えるごとに1歳年を加える
- 満年齢:生まれた日を0歳とし、誕生日を迎えるごとに1歳年を加える
昔は、数え年でお祝いするのが正式とされてきました。しかし、現在の七五三は多様性があり、数え年だけでなく、満年齢で七五三の年を数えるケースも多くあります。
例えば「数え年で今年が七五三と思っていたけれど、満年齢でお参りするパターンだった」「男の子は5歳だけお祝いする地域だった」ということもあり得るため、まずは七五三を迎えるタイミングを確かめておきましょう。
【お祝いを贈る・お返しをする共通】割れ物や刃物は避けたほうがよい
贈り物をする際、昔から縁起が良くないとされる、割れ物や刃物は避けたほうがよいでしょう。割れ物や刃物には「縁が切れる」「縁が壊れる」という意味を含んでいるとわれており、七五三のお祝いにはふさわしくないとする考え方があるからです。
七五三のお祝いを贈るときも、お返しとして手土産などを渡す際も、使う・食べるとなくなる「消えもの」を選ぶのが無難かもしれません。迷うときは、ギフトカタログを選ぶのもおすすめです。
贈り物に最適な記念写真をスタジオマリオで撮ろう!
七五三の記念写真は、一生の記念にもなるため、ぜひ撮っておきましょう。ご自宅用だけでなく、こどもの成長を感じてもらえるアイテムとして、贈り物にも喜ばれます。
撮影はスタジオマリオにお任せください。ここからは、こども写真のプロが担当し、衣装の種類も豊富、写真専門店「カメラのキタムラ」による高品質なプリントなど、スタジオマリオの魅力を紹介します。
衣装のラインアップが豊富
スタジオマリオでは、七五三にふさわしい衣装を豊富に取りそろえています。例えば、伝統的な和装から華やかなドレス、お兄さんの雰囲気が出るスーツなど、衣装に合わせて約5,000通りのスタイリングが可能です。
撮影用の衣装は無料、着付けも無料でいたします。こども写真のプロが衣装に合わせた雰囲気に仕上げますので、安心してお任せください。お気に入りの衣装を着て、思い出に残る1枚を撮りましょう。
高品質なプリントできれいな写真が残せる
スタジオマリオで撮影した写真は、写真専門店「カメラのキタムラ」でプリントします。大切な写真をきれいに仕上げる、日本最高レベルの印刷技術が強みです。専門店だからこそできる高品質プリントにご期待ください。
画質の良さは、拡大プリントをするとより顕著にあらわれます。お子さまの晴れ着姿や表情が鮮明になるため、いつ見返してもご満足いただけるでしょう。
データDVD「マリオフォトディスク」も購入できる
お買い上げいただいた写真の画像データは、DVD「マリオフォトディスク」で購入可能です。データが手元にあると、例えば以下のようなシーンなどで幅広くご活用いただけます。
- 焼き増しして祖父母や親族にプレゼント
- お参りのときのセルフ写真と合わせてオリジナルフォトブックを作成
- 写真入り年賀状の作成
- 成長の記録として将来の結婚式で活用
- 大切な写真のバックアップとして
まとめ
七五三のお祝いとして手土産を渡す際は、かわいいお菓子や年齢に合ったおもちゃ、晴れ着に合うおめかしアイテムなどがおすすめです。また、お父さんやお母さんが祖父母や親戚、近しい友人に贈り物をする場合は、ふきよせ、起き上がり最中、紅白饅頭など、お祝いらしさが出るような品物を選ぶのもよいでしょう。
七五三では、近しい関係の祖父母や親戚に、成長を感じられる晴れ着姿の写真をプレゼントするのも好まれます。
スタジオマリオで七五三の写真をきれいに残しませんか。スタジオマリオでは豊富な衣装を取りそろえており、プロのカメラマンがお子さまのベストショットを逃さず撮影します。時期ごとに様々な撮影企画も実施していますので、お気軽にお問い合わせください。
七五三はいつ頃するの?七五三のお参り・写真撮影に適した年齢と時期について
この記事では、七五三を迎える年齢と記念撮影のタイミングを分かりやすく解説します。七五三の基本情報も押さえておきましょう。七五三のお祝いや記念撮影に関する知識を深めておくと、段取りもしやすく、安心です。
七五三撮影メニュー