写真に残そう男の子の七五三!おすすめ衣装も紹介!
更新日:2021年09月08日
七五三はこどもの成長を祝う重要なイベントです。衣装をばっちりきめての七五三写真は、家族にとって大切な宝物になります。七五三は7歳・5歳・3歳という異なる年齢で祝うため、それぞれにふさわしい衣装が分からないという方もいるのではないでしょうか。男の子の場合には、特にそうかもしれません。
そこでこの記事では、七五三にふさわしい男の子の衣装や写真撮影のアイデアを、年齢別に紹介します。衣装選びの基本と年齢に合わせた記念撮影のポイントが分かれば、こどもの成長とかわいさを、しっかり写真に残せるでしょう。
目次
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男の子の七五三は何歳で祝えばいいの?
七五三の準備はできるだけ早くから始めたいものです。しかし、我が子がいつ七五三を迎えるのか、正確に分からないという方も少なくありません。
七五三は日本の伝統行事で、由来は平安時代にまでさかのぼります。時代の流れとともに、七五三のタイミングや意味合いは変化してきました。地域差も生まれ、「これが正しい」とは言えません。ここでは、男の子の七五三をいつ祝えばよいのか、判断するための基本情報をまとめます。
男の子は5歳でしか祝わないの?
七五三の祝い年としては、関東をはじめとする広い地域で「男の子は5歳」が主流です。しかし、古くは男の子も女の子も3歳と5歳で祝われていたため、「男の子は3歳と5歳」という地域も多くあります。4歳や7歳で祝われている地域もあり、時代の流れの中でさまざまな地域差が生まれました。
7歳の祝いの由来である「帯解の儀」は、着物に帯を結ぶという儀式が関係しているため、「7歳は女の子のみ」という祝い方が一般的です。しかし、これも古くは男女ともに祝われていました。最近は、男の子が7歳であっても、きょうだいと一緒に祝うというご家庭もあります。
どれが正解というものはありません。家族の考え方や地域の習慣など、よく話し合って決めるとよいでしょう。
数え年と満年齢、どちらで数えればいい?
七五三の祝い年は、数え年と満年齢のどちらを使って数えても構いません。数え年とは、生まれた時を1歳とし、1月1日を迎えるごとに1歳加える数え方です。満年齢では、生まれた時を0歳とし、誕生日ごとに1歳を加えます。現在、履歴書などの一般書類に記入するのは満年齢です。
数え年で数えると、満年齢で数えるよりも幼いタイミングで七五三を迎えます。体格がかなり小さい場合には、希望していた衣装のサイズがないというケースもあるため、注意が必要です。
早生まれ(1月1日~4月1日生まれ)のこどもの場合、同級生と一緒に七五三を迎えたいのであれば、満年齢ではなく数え年で数えます。
「着物は写真撮影のときだけ」はあり?
日本の伝統行事である七五三には、「ぜひ着物を着せてあげたい」と思う反面、移動や食事で汚してしまわないか、不安を感じるお父さんお母さんが多くいます。着付けの時間を考えると、スケジュール的に難しいケースもあるでしょう。着物を参拝や食事会でも着せるかどうかは、こどもの体力や家族の都合に合わせて柔軟に決められます。
実際、神社やお寺への参拝や食事会は、動きやすい洋服を選ぶ方が少なくありません。記念写真さえ着物で撮影しておけば、こどもの成長を伝統的な雰囲気と共に残せます。参拝は5歳のときに行い、着物での記念撮影は3歳・5歳・7歳と3回行うことで、成長の変化を記録に残すことも可能です。
【3歳の男の子】七五三はあどけないかわいさを写真に残そう!
3歳の七五三は、赤ちゃんから幼児へと成長した節目の祝いです。乳幼児の死亡率が高かった時代、無事に3歳を迎えられることは、親や周囲の大人にとって大きな安堵と喜びでした。こどもの無事な成長を喜ぶ気持ちは、現代でも変わりません。
ここでは、そうした歴史がある3歳の七五三の由来と、衣装選びのポイント、記念撮影のアイデアをご紹介します。
3歳の七五三の由来
3歳の七五三の由来とされているのは、「髪置の儀」と呼ばれる儀式です。もともとは公家や武士などごく限られた家でしか行われていませんでしたが、江戸時代に庶民へも広まり、七五三の祝いの一部となりました。
男女共に3歳で迎える「髪置の儀」は、それまで剃っていた頭髪を伸ばし始める儀式でした。現在、「髪置の儀」そのものは行われていません。しかし、多くの地域では、今でも3歳の男の子と3歳の女の子が一緒に七五三を祝います。
3歳男の子の七五三衣装|着物編
3歳の七五三では、羽織袴を着用する男の子が多く見られます。しかし、体格も小さいため、3歳では着物に被布(ひふ)というスタイルが一般的です。被布を着用する場合の着物は、初宮参りで使用した産着でも構いません。
羽織袴の場合には、紋付袴が正式なスタイルです。しかし、最近は豪華な柄の入った羽織や袖のない陣羽織なども多く着用されています。男の子らしい力強いモチーフを中心に、デザインは多彩です。スタジオマリオの3歳児用撮影衣装・羽織袴をいくつかご紹介します。
黒を基調とした落ち着いたデザインの羽織袴です。差し色は紫なので、古典的な雰囲気を醸し出しています。
明るい色調の羽織に、黒の袴できりりと引き締めるおしゃれなデザインの一着です。「先見の明で本質を見極め、幸せをつかんでほしい」という願いを表す鷹が、爽やかなブルーに大きく描かれています。
品の良いグレーの和柄文様の袴に、躍動感のある鷹がシャープに描かれた羽織の組み合わせです。着物の色は淡い黄色で、全体をうまくまとめています。
3歳男の子の七五三衣装|洋服編
洋服の場合には、フォーマルを基本にします。オーソドックスなのは、シャツにズボン、ネクタイという組み合わせです。ジャケットを羽織ったり、ニットのベストを合わせたりすると、おしゃれ度はぐんとアップします。少し背伸びをして、スーツにするのもよいでしょう。
スタジオマリオの3歳児用撮影用衣装・洋服をいくつかご紹介します。洋服選びの参考にしてみてください。
スタンドカラーが印象的なジャケットに、シャツの柄を足元にもってきたパンツという組み合わせの、ハイセンスなスーツスタイルです。ジャケットを脱ぐとまた違った印象になります。
濃い目のブルー×ブラックのチェックが目を引く、かわいいスーツスタイルです。蝶ネクタイがあどけない表情を明るく彩ります。
スリーピーススーツの大人っぽいコーディネートです。シャープなストライプに映える赤のネクタイが、胸元をセンス良く引き締めます。
3歳男の子の七五三をかわいく残す撮影アイデア
3歳の男の子の中には、イヤイヤ期真っただ中のこどももいます。あまり無理な要求をせずに、楽しんで撮影することが大切です。小物を持たせてポーズを決めるよりも、小物を背景に配置するなどして七五三の雰囲気を演出するほうが簡単です。
着物や羽織袴の場合には、せっかくなので着物の柄が見えるように大きく腕を開いてもらいましょう。刀や和傘は片手で持ち、肩に乗せるだけで格好よくきまります。
【5歳の男の子】七五三写真はぜひとも着物で!
5歳になると、興味の対象も広がり、何でも自分でやってみたいと思うようになります。七五三は日本の伝統文化に触れる良い機会ですから、できれば着物で、好奇心と自立心を満足させてあげましょう。ここでは、5歳の七五三の由来と、衣装選びのポイント、記念撮影のアイデアをご紹介します。
5歳の七五三の由来
5歳の七五三は、平安時代に行われていた「袴着の儀」が由来だとされています。もともとは3歳~7歳頃のこどもに、男女区別なく執り行われていました。初めて袴を着ける儀式で、幼児から少年へと成長したことを、衣服の変化により印象付ける祝い です。後に5歳の男の子の祝いとして七五三に組み入れられ、現在に至ります。
5歳男の子の七五三衣装|着物編
5歳の七五三にふさわしい正式な装いは、着物に袴、羽織のセットです。着物や羽織はお子さまの体格に合わせて肩上げや腰上げなど、お直しをしておきましょう。袴の裾丈は着付けによる調整ができないため、身長に合ったものを選びます。
数え年の場合には体格が小さく、3歳~4歳児用の着物を着るケースも少なくありません。5歳児用になると、着物や羽織のバリエーションも増えます。特にこだわりがないのであれば、体格がしっかりする満年齢の5歳でお祝いすると、衣装選びの楽しみも広がるでしょう。スタジオマリオの5歳児用撮影衣装・羽織袴をいくつかご紹介します。
着物と袴はモノトーン、羽織はえんじを基調にしたモダンレトロな香りのする組み合わせです。袴帯が淡いグリーンで、おしゃれなアクセントになっています。
品の良い和柄文様の白袴に爽やかな青の着物が目を引く組み合わせです。羽織には色味の違う青や紫を織り交ぜることで、凛とした印象を作り出しています。
白とベージュをベースに、モスグリーンで統一感を出したデザインです。羽織には、鷹に打ち出の小槌、松竹など、おめでたいモチーフがモダンに描かれています。落ち着いた優しい印象の組み合わせです。
5歳男の子の七五三衣装|洋服編
5歳の七五三は、幼児から少年へと成長したお祝いです。洋服もフォーマル感のある、お兄さんらしい衣装を選んであげましょう。基本はシャツにパンツ、ネクタイです。ツーピースやスリーピースのスーツスタイルにすると、お兄さんらしい落ち着きが感じられます。
洋服が決まったら、へスタイルや靴との組み合わせまで、トータルコーディネートしてあげましょう。衣装選びの参考になる、スタジオマリオの5歳児用撮影用衣装・洋服をいくつかご紹介します。
スタンドカラーのモダンなスーツスタイルです。インナーとパンツの裾に同じ柄をもってきているため、ジャケットのボタンはあえてはずして中を見せる、大人っぽいコーディネートです。
黒にシルバーのタキシードスタイルです。光沢のある生地が上品な組み合わせで、落ち着きのある紳士的な雰囲気を醸し出しています。
爽やかな白のスーツスタイルです。蝶ネクタイや襟、サイドポケットの縁には黒をもってきてスマートな印象に仕上がっています。エンブレムもおしゃれです。
5歳男の子の七五三は小物使いで格好よく!
5歳になると、小物を使ったポーズも難なくできるようになるでしょう。刀や和傘といった大き目の小物を使うと、臨場感満載で雰囲気のある写真になります。
年下や年上のきょうだいと一緒に七五三を祝う場合には、日付を書いたメッセージボードや「7」「5」「3」など年齢を表す数字小物をそれぞれ持ち、おそろいのポーズで撮影しましょう。手をつないだり顔を見合わせたりするシーンも、仲の良さが印象的な1枚になります。
【7歳の男の子】七五三写真もバリエーション豊かに!
7歳の七五三では、すでに小学生になっているこどももいます。3歳や5歳の七五三に比べ、体だけでなく心も大きく成長しているため、「自分のためのお祝い」という自覚をもって七五三に臨めるでしょう。
7歳の七五三では、衣装選びや撮影ポーズなど、準備段階からこどもと一緒に楽しめます。好みやイメージを話し合いながら、個性あふれる記念写真を残しましょう。
7歳の七五三の由来
7歳の七五三は、付け紐ではなく大人と同じように帯を締めて着物を着るようになる儀式、「帯解の儀」が由来とされています。7歳の七五三が女の子のお祝いだとされるのはこのためです。
「帯解の儀」は男の子も女の子も9歳で迎えていましたが、時代の流れの中で姿を変え、男の子は5歳の「袴着の儀」、女の子は7歳の「帯解の儀」と区別されることになります。
時代や文化的背景に合わせて「帯解の儀」が変化してきたことを考えると、男女の位置づけや服装文化が大きく変化した現代において、男の子が7歳で七五三を祝うことも「アリ」だと言えるでしょう。
7歳男の子の七五三衣装|着物編
7歳の男の子が七五三の衣装に和装を選ぶ場合には、5歳の七五三と同じく、着物に袴、羽織というスタイルになります。
5歳の七五三で使用した着物がある場合には、肩上げや腰上げなど、現在の体格に合わせてお直しし直さなければなりません。5歳の七五三では産着をお直しして使うというケースもありますが、7歳では小さ過ぎるでしょう。一般的には四つ身の着物を着用します。
着物はお直しすることで、成長しても使用可能です。しかし、袴は裾丈の調整がしにくいため、現在の体格にあったものをそろえなければなりません。調整が利く着物は購入し、サイズが変えられない袴はレンタルという方法もあります。
7歳男の子の七五三衣装|洋服編
七五三の参拝ではフォーマルが基本です。7歳になると好き嫌いも出てきますので、親子で一緒に選ぶとよいでしょう。写真撮影のみであれば、フォーマルにこだわらず、カジュアルダウンもできます。しかし、普段着とは違った特別感のある洋服で、七五三らしさを演出しましょう。
定番はツーピースやスリーピースのスーツスタイルです。ネクタイやポケットチーフがおしゃれなアクセントになります。スーツではなくても、ジャケットをうまく使えば、カジュアルながらきちんと感も出せるでしょう。帽子やだて眼鏡など、小物使いで個性を出すのもおすすめです。
7歳男の子の写真撮影は楽しみながら
7歳になると、表情の幅も広がります。和の雰囲気だけでなく、スタイリッシュな大人の雰囲気、着物に洋風の小物を合わせた和モダンなど、衣装やシーンを工夫してバリエーションの幅を広げることも可能です。
例を挙げると、正統派の和装では、刀や和傘など大き目の和小物を使って凛とした姿を撮影します。洋装では、花を持たせたり背景に使用したりするなど、ロマンチックな雰囲気も演出できるでしょう。着物にストールやだて眼鏡、中折れ帽などを組み合わせる和モダンでは、遊び心も表現できます。
何歳でも!男の子の七五三写真はスタジオマリオで衣装もばっちり!
男の子の七五三は、5歳だけでなく、3歳や7歳でも可能です。思い出と成長の軌跡を残す記念撮影には、スタジオマリオをぜひご利用ください。
スタジオマリオはこども撮影のプロフェッショナルです。年齢に合わせたシーンや表情を、よりかわいく、より格好よく撮影します。スタジオマリオには、他にも七五三撮影にうれしいサービスが盛りだくさんです
着物も洋服も、撮影用衣装はすべて無料!
スタジオマリオでは、撮影用衣装を無料でレンタルいたします。お着替えも無料です。着物も洋服も豊富に準備しているため、こどもが好きな衣装、お父さんお母さんが着せたい衣装と、気軽に衣装をチェンジできます。着付けやヘアメイク、小物、背景など、全て無料なので、お子さまには普段着でご来店いただけます。
当日撮影か前撮りの場合には、お得なお参り用衣装のレンタルもあります。他に着付けやヘアメイクの予約をする必要はありません。忙しい七五三当日のスケジュールがシンプルになります。
前撮りもおすすめ!予約変更も無料
スタジオマリオでは、七五三撮影を1年中承っています。おすすめは前撮りです。前撮りは次の予定を気にせずに撮影できるため、焦らなくてよいところがメリットです。こどももお父さんお母さんもリラックスできるため、楽しみながら撮影できるでしょう。
万が一の体調不良でも、無料で予約変更ができるため安心です。疲れや気分が乗らないなどの理由で、納得のいく写真が撮れなかった場合には、別日に無料で撮り直しできます。
早めの前撮りであれば、日焼けする前に着物姿を撮影することも可能です。着物の鮮やかな色彩が、七五三の思い出をさらに強く印象付けることになるでしょう。
「参拝は1回」「記念写真は3歳・5歳・7歳」もあり!
男の子の場合、七五三の参拝は5歳で行い、記念撮影は3歳・5歳・7歳と3回するという選択肢もあります。それぞれかわいさも衣装の選択肢も異なってくるため、こどもの成長を比較しながら楽しめる、印象的な写真になるでしょう。
スタジオマリオをご利用いただければ、撮影のためだけに衣装を購入したりレンタルしたり、着付けやヘアメイクの予約をしたりといった手間や費用を省けます。ごきょうだいでの撮影の場合、小学生以下のお子さまには撮影用衣装を無料でお貸ししております。きょうだい一緒に仲良く着物で撮影も可能です。
まとめ
男の子の七五三は5歳のときのみと思われがちですが、地域の風習や家族の考え方により、3歳・7歳で祝うことも多くあります。大切なのはこどもの成長を喜ぶ気持ちです。3歳・5歳・7歳と節目に写真撮影をしておけば、体や心の成長をはっきりと実感できる良い記念になるでしょう。
男の子の七五三撮影には、撮影用衣装も着付けもヘアメイクも、まとめて無料のスタジオマリオをぜひご利用ください。費用のかかる着物の準備は要りません。
七五三はいつ頃するの?七五三のお参り・写真撮影に適した年齢と時期について
この記事では、七五三を迎える年齢と記念撮影のタイミングを分かりやすく解説します。七五三の基本情報も押さえておきましょう。七五三のお祝いや記念撮影に関する知識を深めておくと、段取りもしやすく、安心です。
七五三撮影メニュー