3歳の七五三におすすめの髪型は?アレンジや髪飾り選びのポイントまとめ
更新日:2021年09月08日
七五三ではお子さまにすてきな衣装を着せ、髪型も華やかにアレンジしてあげたいと考えているお母さんやお父さんは多いのではないでしょうか。 とはいえ、3歳の子はまだ髪が薄かったり十分に伸びていなかったりと、髪に関するお悩みも多いものです。
そこでこの記事では、3歳のお子さまの髪型アレンジのポイントや髪飾りの選び方、おすすめのヘアスタイルなどをご紹介します。手軽にできるスタイルを中心にご紹介するので、ぜひ取り入れてみてください。
目次
七五三撮影メニュー
3歳の七五三|髪が短い・薄い……髪型アレンジのお悩みとは
3歳の子は髪のボリュームや長さが足りないなどの理由から、複雑なヘアアレンジが難しいことがあります。また、まだ幼いためヘアアレンジの間にじっとしていられないといった問題もあるでしょう。3歳の子の七五三では、このような点を踏まえて髪型を検討することが必要です。ここでは、3歳の子に多く見られる髪のお悩みを紹介します。
髪が薄い・長さが足りない
3歳の七五三で多く見られる髪のお悩みとして、髪が薄いことや長さが足りないことが挙げられます。髪の量や伸びる速さには個人差がありますが、3歳の子は凝ったアレンジに挑戦するにはボリュームや長さが足りないことも多いでしょう。
髪の量が増え、長さも十分に伸ばせる7歳の七五三ではヘアアレンジの選択肢も増えますが、3歳の七五三では無理せず、シンプルなスタイルでかわいらしさを引き立たせるのがおすすめです。
じっとしていられない
まだじっとしているのが難しい時期であるのも悩ましい点です。七五三当日にヘアアレンジに手間取ってスケジュールが狂ったり、お子さまの機嫌が悪くなったりするのは避けたいところです。
ヘアアレンジはなるべく短時間でできるものや、痛みを感じにくいものを選び、お子さまの負担を減らしてあげましょう。
セットが崩れやすい
3歳の子は髪が細くて柔らかいことに加え、動き回ったり髪を触ったりしやすいことから、セットが崩れやすいのも懸念点です。ヘアアレンジの際は、後から崩れてこないようしっかりセットしておく必要があります。
お参り当日は移動などもあり、凝ったアレンジをきれいな状態で保ち続けるのは難しいかもしれません。せっかくのアレンジを美しい状態で写真に残すために、記念撮影はフォトスタジオで前撮りしておくのもひとつの方法です。お参り当日はシンプルな髪型にすれば、セットの手間がかからず崩れる心配も減ります。
【3歳の女の子】髪型アレンジのポイント
3歳の女の子の髪型は、複雑なアレンジをしなくてもかわいらしく仕上げられます。無理に凝ったアレンジをするよりも、あどけない愛らしさが引き立つような工夫をしてあげるとよいでしょう。
また、まだ幼い3歳の子のヘアアレンジをする際は、飽きてしまったり機嫌を損ねてしまったりしないような配慮も必要です。ここでは、3歳の女の子のヘアアレンジをする際に注意したいポイントを解説します。
前髪や毛先を工夫する
髪の量や長さが足りず凝ったアレンジができない場合にも、前髪や毛先を工夫するだけでかわいらしさを演出できます。
例えば、眉の上で切りそろえた「ぱっつん前髪」は、こどもらしい愛らしさが魅力です。前髪を斜めに流せばお姉さん風の印象に、内巻きのカールや編み込みにすれば上品で優しげな印象になります。前髪を全てアップにして額を出せば、活発な印象になるでしょう。目指すイメージやお子さまの顔立ちを踏まえて決めるのがおすすめです。
また、サイドの髪も、ヘアアイロンで内巻きにするなど毛先に動きをつけるだけでかわいらしい仕上がりになります。
ウィッグなどを活用する
やりたいアレンジがあるものの毛量が足りない場合などには、子ども用の部分ウィッグを使用する方法もあります。ワイヤーを巻き付けて装着するタイプやシュシュタイプなどさまざまな種類があり、お団子などに髪をまとめた後に装着すれば手軽にボリュームアップが可能です。
ウィッグの他、「あんこ」や「毛たぼ」と呼ばれるアイテムもあります。アップスタイルの際に地毛の中に入れると適度なボリュームが出るので、アレンジに取り入れてみるのも良い方法です。
髪飾りを活用する
お子さまによってはアップスタイルなどのアレンジが難しい場合は、特別なアレンジを加えず髪飾りを付けるだけでも十分かわいらしくなります。少し大きめの髪飾りを選び、晴れの日らしく華やかな雰囲気にするとよいでしょう。
また、髪飾りを使用する際には色やデザインだけでなく、付けやすさや付け心地も考慮して選ぶことが大切です。
気分が上がるアプローチをしておく
3歳の子がヘアアレンジの間に飽きてしまったり、機嫌を損ねたりするのを防ぐために、お子さまの気分が上がるよう工夫してみましょう。
例えば、髪型や髪飾りはお子さまの好みに合うものを一緒に選ぶことで、お子さま自身もアレンジが楽しみになり、そのために我慢しようという気持ちになってもらえるかもしれません。また、ヘアアレンジ中に「かわいくなっているね」「楽しみだね」などと声掛けをしてあげるのもおすすめです。お子さまも、いつもとは違った特別感を感じられるかもしれません。
3歳の七五三|髪型アレンジは自宅でする?プロにお願いする?
七五三のヘアアレンジは、自宅でお母さんやお父さんがする方法と、プロにお願いする方法とがあります。費用面やお子さまの気質などを考慮しながら、お子さまやお母さん・お父さんの負担が少ないほうを選ぶとよいでしょう。ここでは、ヘアアレンジを自宅でする場合とプロにお願いする場合のメリットと注意点について解説します。
自宅でするメリット・注意点
3歳のお子さまのヘアアレンジを自宅で行う場合、下記のようなメリットと注意点が考えられます。
- 【ヘアアレンジを自宅でするメリット】
- 費用を抑えられる
- こどもがリラックスできる
- セットが崩れた場合に直しやすい
- 【ヘアアレンジを自宅でする際の注意点】
- 凝った髪型ができない場合がある
- 失敗する場合、崩れてしまう場合がある
- 時間がかかる場合がある
自宅で行えば費用を抑えられるだけでなく、お子さまがリラックスできます。お参り中に崩れた場合に直しやすいのもメリットでしょう。一方、難しいアレンジは上手にできない場合があったり、時間がかかったりすることが考えられます。
自宅でお母さんなどがヘアアレンジを行う場合は、なるべくセットがしやすく崩れにくいアレンジを選び、事前に練習しておくのがおすすめです。
プロに依頼するメリット・注意点
3歳のお子さまのヘアアレンジをプロに依頼する場合、下記のようなメリットと注意点が考えられます。
- 【ヘアアレンジをプロに依頼するメリット】
- 凝った髪型もきれいに仕上げられる
- 短時間でできる
- お母さんの支度と同時進行で進められる
- 【ヘアアレンジをプロに依頼する際の注意点】
- 費用がかかる
- 予約が取りにくいことがある
- こどもがリラックスしにくい場合がある
プロに依頼するメリットは、やはり仕上がりの美しさでしょう。凝ったアレンジでも短時間で仕上げられる上、崩れにくいのが嬉しいところです。また、お子さまのヘアアレンジをお願いする間にお母さんの支度を進められるのも良い点です。
ただし、費用がかかるのはもちろん、七五三のシーズンは予約が取りにくいといった注意点があります。事前にセット内容と料金をしっかり確認の上、早めに予約するようにしましょう。人見知りが激しいこどもだと泣いてしまう場合もあるため、お子さまの状態やご機嫌にも配慮が必要です。
【3歳の女の子】髪飾りの選び方・付け方
普段の髪型に髪飾りを付けるだけでも十分かわいらしくなりますが、着物やドレスに合うものを選ぶとさらにすてきになります。髪飾りを選ぶ際には、色やデザインだけでなく付けやすさや付け心地も大切なポイントです。ここでは、髪飾り選びや付け方のポイントを解説します。
>髪飾りを選ぶときのポイント
3歳の女の子の髪飾りは、和装・洋装を問わず少し大きめのサイズを選ぶのがポイントです。目安として10cm~15cmくらいの大きさがある髪飾りが、バランス良く華やかな印象になるでしょう。
和装の場合、伝統的な日本髪を結う際には櫛やかんざしがセットになった「勝山セット」を使用するのが一般的ですが、和装の髪飾りには花をモチーフにした髪飾りや大正ロマンを感じさせる大きめのリボンなど、さまざまな種類があります。
着物の地色や柄と同じ色味の髪飾りにすれば、上品な印象になるでしょう。着物の柄と補色関係にある色味の髪飾りにすれば、メリハリのある明るい印象になります。
洋装の場合には、レースやチュールなどの花をモチーフにした髪飾りの他、生花を飾るのもすてきです。細かな花をつなげた花冠やカチューシャタイプの髪飾りも人気があります。
髪飾りの付け方のコツ
髪飾りは、デザインだけでなく付け方も大切です。髪飾りを付ける位置は、目指すイメージやお子さまの顔の形などを踏まえて決めるとよいでしょう。一般的に、左右対称に付けると古典的な印象、アシンメトリーに付けるとモダンな印象になります。
また、髪飾りは装着のしやすさや付け心地の良さも大事なポイントです。髪の薄いお子さまの場合は、「ぱっちん留め」やクリップピンで付けられる髪飾りであれば付けやすいでしょう。髪飾りの装着土台としては、装着しやすくお子さまへの負担が比較的少ないカチューシャも人気です。
【3歳の女の子】三つ編み?ツインテール?おすすめの髪型アレンジ
本格的な日本髪が結えるようになる7歳の女の子とは異なり、3歳の女の子はツインテールやお団子など、あどけないかわいらしさを活かしたヘアアレンジが人気です。いずれも難しいアレンジではありませんので、気軽に取り入れられるでしょう。ここでは、3歳の女の子におすすめのヘアアレンジを和装・洋装別に紹介します。
和装の場合のおすすめのアレンジ
あどけないかわいらしさが引き立つスタイルとして人気なのが、髪を左右にまとめるツインアレンジです。ふわふわにカールした髪をふたつに分けて結ったツインテールなら、髪の量の少ない子でも華やかな仕上がりになります。
左右にふたつのお団子を作るスタイルも人気です。左右のお団子の高さに変化をつけたり、分け目をジグザグにしたりといったアレンジを加えれば、さらに個性をプラスできるでしょう。左右に作った三つ編みをくるくるとまとめてお団子にする方法もあります。
ツインアレンジのほか、頭頂部やサイドに髪をまとめるアップスタイルも定番です。ふわふわにした髪をアップにするスタイルは3歳の子に限らず人気が高く、どのような着物にもよく合います。編み込んだ髪をアップにする場合は、固く編み込めば古典柄の着物に合う上品な雰囲気に、ゆるい編み込みにすれば現代的でおしゃれな雰囲気になるでしょう。
ショートヘアやボブヘアなどのお子さまは、そのままのダウンスタイルにお気に入りの髪飾りを付けるのもおすすめです。
洋装の場合のおすすめのアレンジ
洋装の場合は、髪をふわふわにカールしたスタイルが一般的です。髪の量や長さが足りない場合は、ウィッグを取り入れるとよいでしょう。
カールした髪をまとめる位置によっても、印象が大きく変わります。頭頂部でアップにするスタイルは定番ですが、まとめる位置を低くすることでやや控えめで上品な印象になるでしょう。
左右どちらかにまとめるサイドアップは、ゴージャスな印象となり人気の高いスタイルです。髪を下ろしたダウンスタイルやハーフアップは、派手過ぎない上品なかわいらしさを演出できます。
七五三では男の子の髪型はどうする?
男の子は女の子のような幅広い選択肢があるわけではありませんが、ワックスなどを使用してよそ行きのアレンジにしてあげるとよいでしょう。前髪や分け目、毛先を工夫するだけで、普段とは異なる雰囲気を演出できます。
例えば、前髪をサイドに流せばすっきりと上品な印象に、髪を立てて額を出せば元気で利発な印象になるでしょう。カジュアルなスーツの場合などは、毛先をくせ毛風に仕上げた無造作なアレンジがよく合います。
3歳の男の子はじっとしているのが苦手なため、なるべく短時間でできるアレンジにするのがポイントです。また、動き回って崩れてしまうのを防ぐために、セット後はハードスプレーなどで固めておくのもよいでしょう。
まとめ
3歳の七五三では、髪の量や長さが足りなかったり、じっとしているのが難しかったりといった理由から、複雑なヘアアレンジは難しい場合があります。ただ、3歳の子は凝った髪型をしなくても自然でかわいらしく仕上げられます。無理なアレンジはせず、あどけない愛らしさを引き出す髪型にしてあげるのがよいでしょう。
七五三はいつ頃するの?七五三のお参り・写真撮影に適した年齢と時期について
この記事では、七五三を迎える年齢と記念撮影のタイミングを分かりやすく解説します。七五三の基本情報も押さえておきましょう。七五三のお祝いや記念撮影に関する知識を深めておくと、段取りもしやすく、安心です。
七五三撮影メニュー