七五三撮影は小物を使って雰囲気アップ!最高のシーンを切り取るコツも!
更新日:2021年07月08日
七五三は、日本の伝統文化に触れながらこどもの成長を祝う、大切な行事です。雰囲気のある写真で七五三の思い出を残したいという方もいるのではないでしょうか。
そこでこの記事では、七五三写真をより印象的にできる撮影用小物を紹介します。撮影用の小物は、さりげなく非日常を演出する重要なアイテムです。小物を上手に使って撮影すれば、お子さまの魅力もさらに引き立つでしょう。小物を使った撮影のコツも併せて紹介します。
目次
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七五三らしさは小物使いがポイント
七五三では、着物姿のお子さまの記念写真を残したいと考えるお父さん、お母さんも多いでしょう。着物を着るだけでいつもとは違った特別感が出ますが、ここに七五三を印象付ける小物を加えると、写真の出来は一気にグレードアップします。
古典的な七五三の風情が感じられるのは、伝統的な和小物です。あえて洋風の小物を使い、和モダンを演出することもできます。着物の色に合わせて小物を選ぶと、七五三写真の作品としての完成度も上がるでしょう。どのような小物をどのように使うか、選ぶ楽しみもあります。
七五三撮影にぴったりな和小物7選
和小物は、背景に使う大きなものから持ち運びもしやすい小さめのものまで、バラエティー豊かです。
七五三撮影で使った小物は、インテリアとして七五三の写真と一緒に飾る方も少なくありません。七五三だけでなく他の撮影シーンで使える小物もあります。選ぶときは、お子さまの着物やキャラクターに合わせるのもひとつの基準です。ここからは、日本ならではの風情を感じさせる和小物を7つ紹介します。
1.千歳飴
千歳飴は、ご祈祷した際のお祝いとしていただくか、購入するのが一般的です。七五三の時期になるとスーパーやデパートで手に入れることもできます。人気キャラクターが付いた千歳飴の場合、少しポップな雰囲気になるでしょう。
本物の千歳飴だけでなく、飾り千歳飴も販売されています。サイズ違いで販売されていることもあるため、お子さまの身長に合わせたチョイスが可能です。
2.まり
伝統的な和小物のまりは、色鮮やかな絹糸や木綿糸を芯に巻き付けて、美しい模様に仕上げたものです。サイズに規定はありませんが、撮影用で使う場合には、小さすぎないものがよいでしょう。こどもが両手に持って遊べるくらいのサイズがベストです。
糸ではなく、和風の布をパッチワーク風に縫い合わせた和ボールもあります。伝統的なまりよりも耐久性があるため、撮影中にお子さまが触って遊んでも安心です。
3.和傘
和傘とは、木や糸、和紙などの天然素材を使った日本伝統の傘です。本物の和傘は、用途や造りで呼び名も変わりますが、撮影用であれば本物にこだわる必要はないでしょう。和傘に似せた木の枠組みに、紙や布を貼って作られたものが一般的です。
大人が使う本物サイズであれば、背景として使えます。手に持って撮影するのであれば、お子さまの大きさに合わせたサイズを選びましょう。3歳であれば直径60cm、5歳・7歳であれば直径80cm程度が目安です。
4.紙風船
紙風船は、その名のとおり紙で作られた風船です。こどもの遊び道具として明治時代から作られるようになったといわれており、今でもどこか懐かしさを感じるアイテムとして愛されています。
色彩が鮮やかで手作り感もある紙風船は、ノスタルジーな雰囲気を醸し出す小物です。手でたたくと音がするため、こどもも喜んで遊びます。しかし、壊れやすいため、遊ばせる前に撮影したほうが無難です。
5.和だこ
和だこは日本の伝統的なたこです。真竹と和紙で作られています。形や大きさなど、さまざまなものがあり、地域によって違うのも魅力です。背景としては、正方形や長方形の和だこが使いやすいかもしれません。
描かれるのは、歌舞伎や浮世絵、江戸文字などが多い傾向です。時代をタイムスリップしたような、印象的なシーンが演出できるでしょう
6.刀
刀はこどもサイズの撮影用が最適です。大きさだけでなく、重量も軽めに作られており、扱いやすくなっています。サムライ気分が高まるため、生き生きとした表情の写真が撮影できるでしょう。持っているだけで、全体の印象がきりりと締まります。
男の子だけでなく、女の子が持った画も個性を醸し出せるでしょう。はつらつとした活発さを表現できます。
7.末広
末広とは、着物の帯に差して使う、お祝い用の扇子のことです。儀礼用の扇子なので、あおいで使うということはありません。広げて顔を隠したり、たたんだ状態でポーズを決めたりすると、品のあるシーンが撮影できます。
末広には「開くと末広がりになってめでたい」という意味があるため、お祝い事である七五三にもぴったりの小物です。
おしゃれな七五三写真が撮れる小物7選
和小物以外にも、七五三らしさを演出する小物はあります。洋装の場合にも使用できるため、幅広いシーンでの活用が可能です。
撮影用の小物は、お子さまの衣装や撮影の構図を決めてから選ぶとよいでしょう。着物であれば、洋風の小物で和モダンを演出できます。家族写真やきょうだい写真にする場合には、日付やメッセージを伝える小物が最適です。七五三らしさを演出できる、さまざまなタイプの小物を7つピックアップしました。
1.帽子・トランク
着物に中折れ帽やベレー帽など、洋風の帽子を合わせるスタイルは、和モダンを演出できるアイテムです。ストールを巻いたり、だて眼鏡をかけたりしてもよいでしょう。キュートな印象になります。
着物姿とアンティークなトランクの組み合わせも、ノスタルジーな雰囲気満載の演出です。大き目のトランクであれば背景に、小さめのトランクは手に持って撮影するとよいでしょう。
2.アンティーク小物
アンティーク小物は、着物にも洋服にも使える撮影用小物です。アンティークなデザインのカウチや花台を背景に入れ込むと、レトロな雰囲気になります。アンティークの掛け時計や古い装飾のある額縁なども、センスのある演出用アイテムです。
他にも、凝った装飾のランプや大きな額縁付きの鏡、古いミシンやピアノなども世界観を表現できるアイテムに挙げられます。
3.ガーランド
ガーランドとは、旗や飾りをひもに付けた装飾品のことで、壁掛けタイプのインテリアとして人気です。例えばひもに「祝」「七」「五」「三」といった文字を書いた紙を取り付けるアイデアは、比較的簡単に実践できるでしょう。
家族写真やきょうだい写真で使用すると、雰囲気が華やかになるだけでなく、仲の良さも強調されておすすめです。
4.数字小物
数字そのものの形をした小物を使えば、年齢や七五三を迎えた年など、数字にまつわるメッセージを写真に残せます。お子さまが持つ場合には、数字ひとつが最適です。家族写真やきょうだい写真など、人数が増えると数字の数も増やせるでしょう。ポップで明るい印象になります。
数字小物の素材は、バルーンや木製、貝などの天然素材を使ったものなど、さまざまです。ひとつ購入しておけば、七五三に限らず、いろいろな撮影シーンで使えます。
5.メッセージボードや色紙
小物を使って、伝えたいメッセージを写真に残すという方法もあります。色紙であれば、毛筆で1文字、2文字書くのがおすすめです。着物姿で持つと、厳かな雰囲気になります。
モダンな雰囲気を演出したいときは、メッセージを書いた紙を差し込める、フレームタイプのメッセージボードが最適です。紙の色や字体でセンスを発揮することもできるでしょう。七五三の日付をはじめ、名前や印象的な言葉など、自由に書き込めます。
6.和ドール
和装した着せ替えドールやアニメ出身の和ドール、着物生地で作ったぬいぐるみなども、不思議な雰囲気を醸し出す撮影用小物として利用されています。
マッチするのは着物姿ですが、ぬいぐるみは洋服でも構いません。膝に乗せたり、ぎゅっと抱きしめたりと、ポーズを変えるだけで雰囲気も変わります。
7.髪飾り
髪飾りを意識した写真は、七五三撮影の構図にもよく使われています。斜め上や斜め横からのアングルが一般的です。「かのこ」や「ちんころ」「かんざし」といった伝統的な髪飾りは、着物用に結い上げたヘアスタイルに合わせるのがよいでしょう。はずれにくいクリップタイプやユーピン付きのものもあります。
カチューシャタイプや花をモチーフにしたもの、和風アップリケなどは、アップヘアだけでなく、ショートヘアや髪をおろしたスタイルでも使える便利なアイテムです。
手作り?レンタル?七五三の撮影小物を準備する方法
七五三の撮影用小物は、購入することも、レンタルすることも、手作りすることもできます。購入する場合、品ぞろえが良いのは専門店です。
レンタルでは、飾り千歳飴や和ボール、小さめの和傘などの撮影用小物がセットになった商品が人気です。髪飾りやガーランドなどは手作りもできます。時間や技術が必要になるアイテムもありますが、愛情あふれる撮影用小物となるでしょう。
七五三小物が生きる撮影テクニック
撮影用の七五三小物をそろえた後は、小物を生かす撮影のコツを確認しましょう。小物を意識せずに撮影してしまうと、普段のスナップショットとあまり変わらない写真になるかもしれません。ここでは、小物を生かした写真を撮るために押さえておきたい、5つの撮影テクニックやコツを紹介します。
1.小さな小物を意識したアップ写真
小物を手に持ったり、髪飾りとして付けたりしている場合には、アップで撮るほうがより魅力的です。「かわいいわが子の全体像を残したい」という気持ちをぐっと抑えて、お子さまと小物にフォーカスした写真を撮りましょう。迷う場合には、同じシーンで全身写真とバストアップ、2つの構図で撮っておけば保険になります。
髪飾りを付けた頭を斜め上から狙ったり、和傘を高く掲げるポーズを下から見上げたりなど、アングルを変えるのもおすすめです。カメラ目線でないほうがよい場合もあるため、声を掛けずに撮影してみましょう。
2.背景をぼかして晴れ着と小物をくっきり
色鮮やかな着物の色柄と魅力的な小物は、七五三らしいすてきな被写体です。魅力を引き立たせるためにも、背景をぼかして主役であるお子さまを目立たせましょう。
参拝先で撮影する場合は、建物やモニュメントと一緒に撮りたいと思う方多いのではないでしょうか。しかし、神社やお寺の建物には、朱や金など派手目の色が使われていることもあります。背景とお子さまの両方をくっきり撮影しようとすると、お子さまが背景に埋もれてしまうことにもなりかねません。参拝先の雰囲気は、背景をぼかしてもしっかりと伝わります。
3.自然光の位置に気を付けて
屋外で撮影する場合には、自然光をうまく利用して撮影したいものです。「太陽を顔の正面にするとよく撮れる」という方もいます。しかし、正面に太陽が位置する「順光」の場合、まぶしさから目を細めてしまいがちです。首に影ができることもあります。
雰囲気のある写真にするために、真横に太陽が来る「サイド光」や斜め後ろに太陽が来る「半逆光」にトライしてみましょう。より立体的な写真になります。上級者には「逆光」がおすすめです。逆光にすると、ドラマチックなシーンになります。
4.こどもの気分を盛り上げることも大事なテクニック
「きれいな衣装とかわいい小物で準備万端」と思っていても、お子さまの気分が上がらなければよい写真は撮れません。体調やご機嫌をキープすることも、七五三撮影の大切なテクニックです。
七五三のスケジュールが詰まりすぎていると、体力的にも疲れてしまい、写真どころではなくなります。できるだけ余裕のあるスケジュールを組み、撮影時にもあまり焦らせないように注意しましょう。
完成度を上げたいと、ポージングなどの指示に熱が上がりすぎるのもおすすめできません。あまり注文が多くなると、撮影を楽しめなくなることもあるからです。注文はほどほどにして、お子さまが楽しめる雰囲気を作ってあげることも留意しておきましょう。
5.特別な1枚はプロの力を借りて
着物姿の写真は、成長の節目を彩る貴重な1枚になります。こどもと小物とのコラボレーションで撮る写真は特別感があるため、インテリアとして飾ったり、プレゼントしたりするのにも最適です。
しかし、美しい着物や魅力的な表情、七五三らしい小物、すべてを生かした写真を撮るのは簡単ではありません。七五三の写真を飾りたい、プレゼントしたいなどと計画している場合は、プロに撮ってもらうことも賢い選択です。構図やアングルなど、プロならではのテクニックで、お子さまの魅力を最大限に引き出してくれます。
小物を使った七五三撮影はスタジオマリオで決まり!
お子さまも着物や小物も、すべてを魅力的に残す七五三の記念撮影には、スタジオマリオをぜひご利用ください。スタジオマリオは、着物も小物も豊富にそろえていることが自慢です。
着付けもお任せ、さらに、印象的な演出で特別な1枚を撮影できる、スタジオマリオの魅力を紹介します。
衣装も小物も任せて安心!手ぶらで前撮り・当日撮影
スタジオマリオでは、撮影用衣装と小物を豊富にご用意しています。撮影用衣装のレンタルは無料です。なお、前撮り・当日撮影の方には、お参り用着物のレンタルサービスも実施しています。
おすすめは、衣装をゆっくり選べる前撮りです。お着替えも無料なので、着物だけでなくドレスやスーツといった洋装での撮影もできます。例えば着物には和小物、ドレスにはフラワーアレンジなど、雰囲気に合わせた小物のチョイスが可能です。
こども写真のプロだから、最高の表情を引き出せる
こどもの撮影には、大人にはない難しさがあります。撮影技術だけでは、こどもの魅力を引き出せません。スタジオマリオのカメラマンは、トレーニングを受けた、こども撮影のプロです。楽しい雰囲気にしながら、こどもらしい表情を引き出すテクニックがあります。
背景や小物を最大限生かした撮影、構図もアングルもお任せください。お父さん、お母さんのご要望にもお応えします。
着物や小物のお持ち込みもOK!
七五三の記念に着物を購入したり、プレゼントされたりすることもあるでしょう。かわいい髪飾りやメッセージボードを手作りする方も少なくありません。
スタジオマリオでの七五三撮影では、着物や小物のお持ち込みも可能です。着付けは無料ですので、こだわりの髪飾りや自慢の小物で、オリジナルの演出ができます。
お子さまのソロショットはスタジオマリオの小物で、家族写真はお持ち込みいただいた小物でなど、柔軟な対応も可能です。
まとめ
七五三の記念撮影に特別感をプラスしたいときは、小物の利用がおすすめです。和傘やまり、和だこといった和小物は、古風な雰囲気を醸し出します。アンティーク小物を使ったり、着物と洋風小物を合わせたりというアレンジで、和モダンの演出も可能です。
七五三の写真を飾りたい、プレゼントしたいとお考えの方も多いでしょう。七五三の記念写真はプロへの依頼をおすすめします。スタジオマリオは、撮影用の衣装も小物も無料です。プロのテクニックで、特別感のあるハイクオリティーな1枚を残せます。七五三の思い出をきれいに残したいというご要望にお応えできる、さまざまなサービスを展開中です。
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