七五三当日に持っていくと便利なグッズ
更新日:2021年08月18日
七五三はこどもの成長を祝う、日本の伝統的な行事です。楽しみなイベントではありますが、着付けやお参りなど普段とは違うシーンが多く、それぞれに作法や準備が必要です。初めてのことも多いため、きちんとできるかどうか不安を感じる方もいるのではないでしょうか。特に迷うのが、当日持っていく物です。
そこでこの記事では、七五三の持ち物リストをご紹介します。リストを使って最終チェックをしておけば、安心して七五三に出発できるでしょう。
目次
七五三撮影メニュー
七五三のお参り最終チェック!持ち物は大丈夫?
七五三の基本行事は、神社やお寺への参拝、写真スタジオでの記念撮影、食事会などがあります。こども連れでの外出には、こまごまとした準備が必要です。加えて七五三ならではの持ち物もあります。
ここでご紹介するのは、参拝に必要な持ち物リスト、記念撮影に必要な持ち物リスト、食事会に必要な持ち物リストです。シーンごとに必要な物が違いますので、ご家庭のスケジュールに合わせてご確認ください。
参拝に必要な持ち物リスト
- 初穂料初穂料は神社によって料金や渡し方が違うため、事前の確認が必要
- 動きやすいこどもの靴移動や待ち時間に使うサンダルや履きなれた靴
- 防寒具ストールやレギンス、使い捨てカイロなど寒さ対策グッズ
- 撮影セットカメラ・レンズ・メモリ・予備バッテリーなど
- クリップや洗濯バサミ着物でトイレに行く場合に袖や裾を留める
- タオル
- 飲み物
- キャンディーやお菓子、小さなおもちゃ
- 雨具ポンチョや防水スプレー、大き目の傘など
記念撮影に必要な持ち物リスト
- 撮影用衣装
- 撮影用小物
- キャンディーやお菓子、小さなおもちゃ
記念撮影を写真スタジオで行う場合、自前の衣装を持ち込むかどうかで持ち物の量は大きく変わります。和装の場合には、着付けのサービスがあるかどうかを確認しましょう。髪飾りや末広(せんす)など、小物の準備も必要です。
撮影用の衣装や小物を写真スタジオで借りる場合は、特別に必要な持ち物はありません。こどもの機嫌をキープするために、ひと口サイズのお菓子やおもちゃを持っていくとよいでしょう。
食事会に必要な持ち物リスト
- 着替え
- 大き目のタオルやスモック
- クリップ
着物を着たまま食事をする場合には、食べこぼし対策が必須です。大き目のタオルをクリップで留めたり、スモックをかぶったりして、着物を汚さないようにします。
動き回るこどもは食べこぼしのリスクが大きいので、洋服に着替えたほうが無難です。自宅から着物で出発する場合には、忘れずに着替えを持参するようにしましょう。
七五三当日に持っていくと便利なグッズ
七五三当日、着物やスーツ・ワンピースなど、いつもとは違う服装でお参りするお子さまも多いのではないでしょうか。和装でも洋装でも、お父さんお母さんの心配は「衣装を汚さないか」という点です。
「いざ写真を撮ろうとしたときには髪型が崩れていた」「食事会で着物を汚してしまった」「慣れない衣装を長時間着ていたせいで、疲れて眠ってしまった」といった体験談も耳にします。さまざまな七五三のピンチを回避するのに役立つ、便利なグッズをご紹介しましょう。
疲れを軽減するためのグッズ
まずは、七五三の主役であるお子さまの衣装として着物を選ばれた場合に「あると便利なグッズ」をご紹介します。
着慣れない着物に履き慣れないぞうりは、大人でも疲れるものです。小さなこどもであれば、なおさらでしょう。疲れを軽減するために、履きなれた靴や靴下を持ち物に加えることをおすすめします。移動や待ち時間には動きやすい靴を履かせ、お参り直前でぞうりに履き替えさせます。そうすると足の疲れはかなり軽減されるでしょう。
髪が乱れたときに手直しできるヘアピン
七五三を迎えるこどもが女の子の場合、ぜひ持っていきたいアイテムがヘアピンです。髪型が崩れてしまった場合の応急処置に使えます。
きれいに着付け・ヘアセットをしてお参りに行ったのに、こどもが頭をいじってしまい、 セットした髪型が崩れて、お参り・撮影どころではなくなってしまうケースも少なくありません。そのようなピンチにも、ヘアピンを持っているとその場で直すことができ、大変便利です。気持ち多めに準備しておくことをおすすめします。
食事のときに着物を汚さないための着替えやタオル
七五三当日、お参りの後に食事会をするという方も多いのではないでしょうか。参拝衣装のままで食事をすると、汚してしまう心配があります。食事会のために着替えを用意しておくと良いでしょう。
七五三では食事会も特別なイベントです。少しフォーマルなワンピースやシャツの着替えを用意しておくと、特別感を損なわずに食事を楽しめます。食事のときに胸元に掛けるタオルやエプロンなども持参しておけば、着替えの服も汚さずに済むのでより安心です。
11月は寒さ対策も必要
七五三シーズンは気温がぐっと下がることもあります。寒さ対策が必要です。下着は保温性のあるものがよいでしょう。裾から冷気が入ってきやすい着物の場合には、スパッツ(レギンス)をはかせるのもおすすめです。
途中で寒がったり、疲れて眠ってしまったりしたときに掛けてあげられる、大判のストールもおすすめの防寒グッズです。普段使っているもので構いません。ぜひ1枚用意しておきましょう。
少し大きめのバッグ
他にも、小腹がすいたときに食べられるひと口サイズのお菓子や、汚れをすぐに拭き取るためのウェットティッシュも用意しましょう。お菓子は服が汚れないものを選びます。
七五三当日に参拝・記念撮影・食事会と全てこなすと、荷物はかなりの量になるでしょう。フォーマルな衣装に合わせた小ぶりのバッグを持ちたいところですが、バッグは実用性重視の大きめのものを持っていきましょう。
車で移動する場合には、持ち歩かなくてよい物は車に置いておけます。持ち歩くものだけを入れておくバッグを用意しておくと便利です。当日は忘れ物がないよう、事前にチェックリストで確認しておきましょう。
自前の着物でスタジオ撮影をするときの持ち物
七五三の記念に着物を購入したり、プレゼントされたりすることもあります。その場合には、写真スタジオや美容院などに着物を持参しなければなりません。たとう紙や箱から出し、袋やタグを外してひとまとめにし、風呂敷に包んで持って行くとよいでしょう。購入したままの状態で持って行くことのないよう気を付けます。
ここでは、着物の持ち込み時に、必ず必要な物とあるとよい物をご紹介します。なお、七五三は男の子が3歳と5歳、女の子が3歳と7歳のタイミングで迎えるのが一般的です。きょうだい一緒に祝うなど、7歳の男の子や5歳の女の子の七五三を祝うケースもありますが、内容は同じですので心配要りません。
3歳女の子の場合
<必ず必要なもの>
- 着物
- 被布
- 長襦袢
- 足袋
- ぞうり
- 腰紐4本
<あるとよいもの>
- 髪飾り
- つけ毛
- バッグ
3歳の女の子は着物に被布(ひふ)というスタイルが一般的です。着物は初宮参りで使った産着(一つ身)や三つ身、四つ身という着物が使われます。こどもの体型に合わせた肩揚げは必須です。しつけ糸ははずして おきましょう。
バッグや髪飾りなどの小物は「必ず」というわけではありませんが、ないと寂しいものです。せっかくなので、着物の色柄と合わせて準備しておくのもおすすめです。
3歳・5歳男の子の場合
<必ず必要なもの>
- 着物
- 羽織
- 袴
- 長襦袢
- 袴帯(角帯)
- 足袋
- ぞうり(雪駄)
- 腰紐2本
<あるとよいもの>
- 懐剣
- せんす
男の子の七五三は、羽織・袴が伝統的なスタイルです。しかし、体格の小さな3歳児の場合には、着物に被布(ひふ)という組み合わせも多く見られます。被布を着用する場合には、3歳女の子のリストを参考にするとよいでしょう。
小物は地域によっても異なるため、確認しておくと安心です。男の子の場合にも肩上げは必要で、腰上げもしておくとなおよいでしょう。しつけ糸ははずして おきます。
7歳女の子の場合
<必ず必要なもの>
- 髪飾り
- 着物
- 長襦袢
- 帯揚げ
- 帯(作り帯・手結び帯)
- 帯じめ
- しごき
- 箱せこ・びらかん
- 末広(せんす)
- 足袋
- ぞうり
- 腰紐4本~5本
- 伊達締め1本
<あるとよいもの>
- つけ毛
- バッグ
7歳の女の子の場合には、大人と同じような着付けを行うため、準備するものも多くなります。髪飾りや胸元に添える小物もセットで正式なスタイルです。
7歳の女の子の場合にも肩上げは必須です。3歳の七五三で四つ身を着用した場合には、現在の体格に合わせて肩上げをし直さなければなりません。十分前もってお直しをしておきましょう。
持ち物がそろったら|七五三のスケジュールの最終チェック!
持ち物の準備ができたら、スケジュールの最終確認をしておきましょう。七五三は、和装・洋装のどちらにするか、記念撮影を前撮り・当日撮影のどちらにするか、食事会をするかどうかなど、ご家庭によってスケジュールにはかなりの違いが出ます。
当日の朝ではなく、十分前もって確認しておけば、見落としにも気付けるでしょう。ここでは、スケジュールの確認ポイントをご紹介します。
参拝・記念撮影・食事会の予約は済んだ?
まず確認したいのは、参拝の予約です。神社によって、予約のみ、予約もできる、予約できないと対応が違います。初穂料の料金や渡し方と一緒に確認しておきましょう。当日受付の場合、予想以上に待たなければならないこともあります。予約ができる神社であれば、予約しておいたほうが安心です。
記念撮影の準備としては、カメラマンや写真スタジオの予約になります。前撮り予約にお得なサービスが付いていることもありますので、上手に利用するのも方法のひとつです。
お参り用衣装をレンタルする場合には、衣装を着たまま会食するかどうかでタイムスケジュールも変わってきます。返却のタイミングを予定に組み込んでおきましょう。
移動手段や休憩場所は考えている?
車で移動する場合には、駐車場の手配も必要です。神社の駐車場が小さい場合には、七五三の混雑で駐車できないこともあります。近隣の駐車場もチェックしておくようにしましょう。公共の交通機関を使う場合には、できるだけ移動距離が短くなるようなプランを考えます。
当日の記念撮影を参拝の前に予定しておけば、こどもが疲れ切ってしまう前に撮影できるため、良い写真が撮れるでしょう。祖父母が付き添う場合には、こどもだけでなく祖父母の体力的な限界に配慮することも必要です。移動の前後に休憩が取れる場所を考えておくとよいでしょう。
衣装はお持込でもレンタルでも|スタジオマリオの七五三予約で安心!
何かと持ち物の多い七五三ですが、スタジオマリオで記念撮影をすれば、持ち物をぐっと減らせます。当日撮影でも前撮りでも、どちらも普段着でご来店いただけるため、お子さまの体力的な負担も軽くなるでしょう。
スタジオマリオが自信をもってご提案する、七五三のサービスをご紹介します。和装で七五三を祝いたいという方は特に必見です。
着付けは無料!お持込衣装で撮影後、そのまま参拝へ
スタジオマリオでは、着付けは無料です。自前の着物で七五三当日、スタジオマリオで着付け・記念撮影を済ませ、そのまま神社へ直行できます。
「お持ちいただくものリスト」を利用すれば、着物を持参する際のチェックも簡単です。撮影用小物は無料レンタルもできますので、着物一式あれば、小物がなくても七五三らしい雰囲気のある写真を撮影できます。忘れ物をしても慌てる必要がありません。
前撮りか当日撮影はお参り用着物レンタルもお得に!
スタジオマリオでは撮影用の衣装を無料でレンタルしています。和装も洋装も豊富に準備しており、お着替えも無料です。着物での伝統的な雰囲気とドレスやスーツスタイルの特別感のあるシーン、どちらもきれいに残せます。
前撮りか当日撮影をご予約の場合には、お得なお参り用着物のレンタルサービスも利用可能です。着物のレンタル料だけでなく、持ち物も大幅に減らせるでしょう。前撮りであれば、記念撮影で着た着物とは別の着物でお参りできます。
早めの前撮りで安心!当日は持ち物も減って大助かり
七五三の前撮りは春頃から始まります。こどもが日焼けをする前に早めの前撮りをしておけば、着物が映える肌色での撮影が可能です。お参り用着物レンタルの料金は、早めの前撮りがさらにお得になっています。ぜひご利用ください。
予約変更も無料です。急な体調不良や不測の事態が起きても、早めの前撮りにしておけば、慌てることなく撮影日をずらせます。お子さまが泣いたり疲れたりしてうまく撮影できないときも、後日無料で撮り直しできるため安心です。
前撮りで着物の写真をきれいに残し、七五三当日は動きやすい洋服での参拝という方法もあります。
まとめ
七五三に持っていく物は、スケジュールに合わせた持ち物リストを使って準備をしておけば安心です。自前の着物でお参りする場合や食事会を企画している場合には、持ち物もかなりの量になります。十分前もってチェックしておくようにしましょう。
自前の着物があってもなくても、スタジオマリオの七五三予約をぜひご利用ください。着付け、撮影用衣装、撮影用小物まで無料なので、最小限の荷物でご来店いただけます。スタジオマリオの七五三写真で、持ち物もストレスを軽くしましょう。
七五三はいつ頃するの?七五三のお参り・写真撮影に適した年齢と時期について
この記事では、七五三を迎える年齢と記念撮影のタイミングを分かりやすく解説します。七五三の基本情報も押さえておきましょう。七五三のお祝いや記念撮影に関する知識を深めておくと、段取りもしやすく、安心です。
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