~鹿児島市・日置市・西田・鹿児島中央駅・護国神社・照国神社・天文館周辺のみなさま~
赤ちゃんの言葉は、身体的な成長に比べてとてもゆっくりです。生まれたばかりの頃は咽頭部の発達が未熟で、複雑な音声を発することができません。舌も自由に動かすことができないので、意味のある言葉を発するまでには大きな個人差があります。
~赤ちゃんの言葉の発達過程~
生後0~1ヶ月頃
無意識的に生理反射として泣いたり笑ったりして声を発します。
生後2~5ヶ月頃
機嫌がいいときに喉の奥でクーという音をたてます。これは舌を使わないで母音を発する「クーイング」で喃語の前段階。「あー」「えっ」「うー」など1音節を発することも。あやすと声を出して笑いますよ。
※赤ちゃんがクーイングをする期間はあっという間です。これから言葉を覚えていくための大切な成長過程なので、クーイングをしている姿を見たら、成長の証としてぜひ動画に残しておきましょう。赤ちゃんがクーイングをしているときは、ご機嫌で自分の声を楽しんでいる時間なので、ママも笑顔で見守ってあげてくださいね。
生後6~11ヶ月頃
低いうなり声や高い声、唇をふるわせるなど複雑な音を出すようになると、少しずつ「あーあー」と2音節を発するようになり、「ダダダ」「パパパ」といった連続子音や母音を発します。
1歳~1歳半頃
「マンマ」など、異なる二つ以上の子音+母音を発し、何となく意味が通じる言葉(有意味語)になってきます。早いと1歳になる前から「ママ」「ワンワン」と、1語のバリエーションを増やしていきます。
1歳半~2歳頃
1語が増えてくると、「ママ、どこ?」といった2語文を話し始めます。ここから3歳くらいまで、2語、3語と増えて、言葉の表現が広がっていきますよ。
赤ちゃんの言葉が少ない、遅いと感じたときは、
ママやパパが言葉を促してあげることも大切です。言葉の発し方や表現方法がわからないだけで、コツをつかんだ瞬間にたくさん話し出す赤ちゃんもいますよp(*´`*)q
そのためには、赤ちゃんが興味を持ったものや感じたことを代弁してあげましょう。「これはリンゴだよ」「お腹いっぱいになったね」「マンマたべる?」など、赤ちゃん言葉でも構わないので、たくさん話しかけて言葉をインプットしてあげるといいですね♪
赤ちゃんは、ママやパパとのコミュニケーションのなかで言葉を覚えていきます。テレビやDVDは一方通行で流れる情報は状況判断ができず、言葉の成長の妨げになり、視力発達にも影響がでるのでおすすめできません。しっかり赤ちゃんと向き合い、目を見て話しかけたり、ママやパパの声で絵本を読んであげたりしましょう★
▼「いないいないばあっ!」の《ワンワン》&《うーたん》」と写真を撮ろう★