七五三で食べるお菓子と言えば、「千歳飴」です。お菓子が大好きなお子さまですと、お参りよりも千歳飴の方が記憶に残ることも多いかもしれませんね。そんな千歳飴の由来や、食べ方、そして自分で作る方法までご紹介していきましょう。
七五三の千歳飴って、どんな意味があるの?
千歳飴が入っている袋には、松竹梅や鶴亀などの縁起の良いものが描かれているのが一般的です。千歳飴の直径は約15mm以内、長さは1m以内と、とても長いのが特徴です。そのため、お子さまが袋を持つ時は長くて少し持ちづらいです。
しかし、これには意味があります。それは、「千歳飴のように長く生きて欲しい」という願いが詰まっていること。縁起が良いとされる紅白の棒状になっているのも、縁起を担いでのことです。また節分の豆と同様に、年の数だけ袋に入れると良いとされています。
袋の絵の意味は?
千歳飴は、子どもの成長を喜び、長生きできるようにとの願いが込められているので、袋の絵も縁起の良い鶴と亀や、松竹梅などが描かれていることが多く、豪華な意匠がほどこされています。
最近では子どもが喜ぶように、キャラクターの絵が描いてあるものや、かわいらしいデザインになっているものも多いようです。
千歳飴は地域によって違いがあるの?
千歳飴は、直径15mm以内、長さは1m以内と決まっているようですが、形や色は、地域によって異なっているようです。製法も地域によって違いがありますが、伝統的には水あめと砂糖で作られるものとされています。
千歳飴はお祝いとして子どもがいただくものですが、地域によっては千歳飴や赤飯、または菓子折り等を七五三のお祝い返しで渡す風習があります。お返しとして千歳飴を贈る場合には内祝と表書きし、名前にはお子さまの名前を添えます。また、お祝い返し用として、のし袋入りの千歳飴も販売されているところもあります。
千歳飴は事前に準備するべき?
千歳飴は神社にお参りしたときにいただくことが多いです。七五三参りでのときに授与品としていただくので、七五三のお祝いをするご家庭で事前に準備する必要はないでしょう。
七五三の時期になれば、スーパーやデパートの和菓子売場やお菓子屋さん等で販売をしています。こちらはお祝いをしてくださった方たちに内祝として送るのに良いでしょう。また、七五三のお祝いに差し上げるために購入する場合が多いようです。伝統や格式があるお菓子屋さんでは、千歳飴を神社でお祓いしてもらってからお店に並べています。その中には千歳飴だけではなく、祝い箸や学業成就の鉛筆やお守りを一緒に入れているところもあります。 最近ではレンタルした衣装を汚さないようにと、短い千歳飴を販売していることもありますし、伝統的な水あめの千歳飴ではなく、食べやすいようにと、ソフトキャンディになっているものもあります。
手作り千歳飴にチャレンジ!
千歳飴は、神社でいただいたり、お店で買ったりするのが普通ですが、自宅での手作りもできます。お子さまと一緒に作ったら、より一層楽しく、おいしく食べられるでしょう。
2本分の材料は、水あめ50g、コンデンスミルク20g、スキムミルク40g、食紅、粉砂糖です。
・まずは鍋に水あめを入れて溶かし、そこにスキムミルクを入れます。赤い千歳飴をつくる場合にはスキムミルクに食紅を混ぜておきましょう。
・すべて混ぜ合わせ、少し冷まします
・粉砂糖をまぶし、固まらないうちに、細く長く伸ばしていきます。このように長く伸ばすことが長寿を象徴するとして縁起が良いとされているゆえんです。
・そのまましっかり固まるまで冷やしたら完成!
このように意外と簡単に作ることができるので、手作りしてみたいという人はチャレンジしてみてはいかがでしょうか。長い千歳飴ができたらぜひ見せてください♪
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