成人式は日本だけ!?世界の成人式について
成人式撮影お役立ちコラム
社会的に「大人である」と認められる日、成人式。日本では20歳で「成人」ということになりますが、世界の事情は少し異なるようです。国が変われば文化が変わり、文化が変われば風習も変わります。当然、成人についての考え方や儀式など様々な違いがあるものです。
他の国の人は何歳で成人になるの? 世界の成人式ってどんな感じ? などなど、今回は気になる世界の成人式についてご紹介します。
世界では「18歳で成人」が一般的
世界的に見ると、18歳以上を成人と定めている国が大多数を占めています。また、アメリカやカナダは州によって成人の年齢が異なるケースも。とはいえ国によって違う成人年齢、その一部をご紹介します。
- 14歳:プエルトリコ、ハイチ
- 16歳:ネパール、キルギス、スコットランド
- 17歳:北朝鮮
- 18歳:アメリカ(ただし州により異なる)、カナダ(ただし州により異なる)、オーストラリア、ドイツ、オランダ、フランス、スイス、ノルウェー、インド、メキシコ、中華人民共和国、他多数
- 19歳:韓国、アルジェリア
- 20歳:ニュージーランド、タイ、台湾、モロッコ
- 21歳:アラブ首長国連邦、インドネシア、エジプト、シンガポール、南アフリカ
[2014年12月時点]
20歳より前に成人となる国がほとんどで、日本の20歳というのはかなり遅い方なのです。
仰天!世界の「成人の儀式」
何を指標にして「成人」とするかは、国によって異なります。特に狩猟民族などには「獲物を捕って一人前」「恐怖心を克服して一人前」という考えがあるようです。一定年齢に達したら「通過儀礼」や「試練」が与えられ、乗り越えなければ大人とは認められません。それでは、少し過激な(?)世界の成人式(儀式)を紹介します。
- 素手でサメを捕獲する(パプワ・ニューギニア)
- ライオンを狩る(マサイ族)
- 木のツルで足首を縛り、30メートルの高さからジャンプする(バヌアツ共和国)
- 体に牛糞を塗りたくり、牛の背中を渡り歩く(エチオピア)
- 毒アリがたくさん入った手袋に手を突っ込む(サテレ・マウェ族)
上記はほんの一部ですが、読むだけで身震いしてしまう、大変な儀式ばかりですね。日本で成人式を迎えるみなさん、よかったですね(笑)
世界から評価されている「日本の成人式」
アメリカ(ユダヤ教は含まない)、イギリス、オーストラリア、ドイツなどは成人式がありません。が、成人式を英語では coming-of-age ceremony と表現するようです。
さて、美しい振袖や袴を身に着ける日本の成人式は、海外からも注目されているのをご存じでしょうか。日本人の私たちでさえ、華やかな振袖や着物姿にうっとりとしてしまいますよね。日本の伝統である和服は、海外の人の目から見ても、とてもきらびやかで美しく、日本的な美をたたえているのです。
国内外を問わず、誰もが美しいと感じる成人式の装い。一生に一度の特別な晴れ着姿。美しい衣装は、きれいな写真で残したいものです。
職人の匠みなプリント技術
どこでプリントしても同じと思ってはいませんか?
デジタル主流の現代においてスタジオマリオでは、写真館で撮った写真は全て、国内でも最高レベルの職人が集まるカメラのキタムラのプリントラボへ運ばれ、手作業で細部にこだわったプリント仕上げを行っております。思い出の1枚には、匠の技をぜひお試しください。